今さらながらだけど、今年5月に行われたGoogleのDeveloper Event「Google I/O 2010」2日目のKeynote「Android Demo」を視聴してみた。
Androidはオープン、マルチタスクには当然対応している、Flashにも対応している、等々、iPhoneを意識した部分も多くあるKeynoteだけど、全体的に楽しめた。最近docomoからの発売が発表された「Galaxy S」に搭載される「Android 2.2」がこのKeynoteで発表されている。Android 2.2になり、Android携帯も日本でも世界的に見ても数多く出てきていて、iPhoneかAndroid携帯か、どちらを持つか頭を悩ませている人も多いはず。
そして今日、iPhone vs Androidに関してSteve Jobsが熱く語ったというニュースが出てきた。
この記事を読むと、Steve JobsがAndroidをかなり意識しつつも、iPhoneに絶対的な自信を持っている、ということがよく分かる。Androidはオープンではなく「分断」、iPhoneはクローズドではなく「統合」と話していて、何だか納得させられてしまう。確かに、多数あるAndroid携帯よりもAppleがハードウェアもソフトウェアも統合的に作っているiPhoneのほうが、外観的なデザインも含めて製品としての魅力がある、と個人的にも思うのだけど、けど、Androidもやっぱり気になる。
というわけで、「iPhone or Android?」というテーマは、個人的にも気になるし、まだしばらくホットな話題になるんだろうなあ、なんてことを思ったのだった。