今日から6日間、仕事でマニラに滞在する。
フィリピンオフィスのエンジニアが日本オフィスに来ることはよくあるが、僕がマニラに来るのは初めて。ゆっくりする時間はないと思うが、初めての国に来るときは、いつも少し気が高ぶるものだ。
空港までフィリピンオフィスの仲間が迎えに来てくれた。彼とは彼が日本にいるときに、家に招待して一緒にWiiをやったりするくらいの仲。久しぶりに会えて嬉しい。10歳になる子ども(男の子)も一緒に来てくれた。かわいいお子だ。PSPを持っていた。
空港から滞在するホテルまで送ってくれたのだが、その途中でスラム街を通った。そのスラム街から5分も行かないところに開発エリアがあって大きなビルが立ち並ぶ。こういうコントラストは日本にいると情報として知っていても見ることはできない。そのギャップを見て、色々な思いが頭の中を駆け巡るが、それで自分に何が出来るんだ?という自問には答えることができなかった。何か出来ることはあるのだろうか。
そんなことを思っていたら、友達が「日本とは全然違うだろう。けど、みんなハッピーなんだ。」ということを言っていた。スラムに住む人たちがハッピーかどうかは僕には分からない。彼にだって本当は分からないだろう。けど、少なくともスラム街に住む人達には笑顔が多いし、その笑顔は東京で満員電車に揺られている僕らのそれよりもハッピーに見えた。まあ、僕らでも仕事以外の時間は、あれくらいの笑顔を見せているのかもしれないけど。どうなんだろう。
まあ、そんなことをツラツラと思いながら、ホテルに着く。なかなかいいホテルだ。フィリピンオフィス仲間の一人の旦那さんが働いているようだ。
インターネットも充分なスピードだし、部屋も広い。文句なしと言いたいところだが、ひとつだけ問題が。
お湯が出ない。いくらこの季節のマニラの気温は30度近いといっても、お湯が出ないのはつらい。それだけが問題だ。何とかしてもらわないとだ。
(追記 on 2008/2/18 23:00)
メンテナンスが入って、お湯出るようになった。