RAW現像は、Adobe Lightroomを使っている。PCが貧弱なので処理が遅いのは致し方ないとして、そのインターフェースの格好良さと写真整理・ブラウズのしやすさ、現像処理の分かりやすさに惚れちゃっている。
ただ、一点だけ不満というか面倒だったのが、RAW現像した写真をFlickrにアップロードにするために、他のソフトを使用しなければならなかった点。これまでは、RAW現像 → Jpeg書き出し → Flickr UploadrやFlockを使用してFlickrへアップロード、というワークフローだった。
そんな面倒なワークフローが、最新のバージョン1.3と同時に発表されたPlugin SDK Preview ReleaseにSampleとして配布されているFlickr Export Pluginで、一気にスムーズになった。Lightroom上の写真に登録したキーワードタグがそのままFlickrのタグとして適用されるので、FlickrとLightroomのタグが同期される。これ、個人的には何より嬉しい。あとは、Lightroom → Flickrへ直アップロードというシンプルなワークフローになるので、これまでFlickrにアップするためにJpeg書き出ししていた膨大な時間も短縮される。これもかなり嬉しい。
以下、Flickr Export PluginをLightroom 1.3にインストールする手順を個人メモ的に。あ、使っているのはWindows版です。
(Adobe Lightroom 1.3がインストールされているとして)
- Adobe Labs – Adobe Photoshop Lightroom 1.3 Export SDKからSDKをダウンロード
- 解凍したフォルダ\Sample Plugins\flickr.lrdevpluginフォルダを丸ごと以下へコピー
C:\Documents and Settings\(User Name)\Application Data\Adobe\Lightroom\Modules
※Modulesというフォルダがなければ新規作成する - Lightroom 1.3を起動し、ファイル → 書き出しを選択。Flickrという書き出しメニューができているのを確認。
- Flickr書き出しを選択し(Private/PublicどちらでもOK)、Flickr AccountにLoginしようとすると、Flickr API KeyとShared Secretを入力する画面が出るので、別途入手*1するFlickr API KeyとShared Secretを入力する。
- 入力すると、自分のFlickr Accountでauthorizeするよう促されるので、画面の流れに沿って、authorizeする。
以上でPlugin設定完了。LightroomのライブラリからFlickrにアップしたい写真を選び、ファイル → 書き出し → Flickr(Private/Public)でアップロードできるようになる。
*1:Flickrにログインし、Explore → Flickr Services → Your API Keysから入手する http://www.flickr.com/services/api/keys/