インテリジェンス 武器なき戦争

インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)

読了。

佐藤、手嶋両氏の著書を読んだことがほとんどなく、外交や国際政治、国際情勢なるものにはまるで興味がなかったにも関わらず、途中で投げ出さずに読み切れた。諜報(スパイ)活動関連の話が個人的には面白い。また、イラク戦争に関して、これまで見聞きしてきた報道とは異なる事実(見解)を知ることが出来たのには意味があった。獄中記を読んだときも思ったことだが、TVや新聞の報道、しかも日本のそれだけを見聞きして、世の中知った気になるのは本当に危険なことだ、と実感。

本著も、獄中記同様、佐藤氏の関連著書や手嶋氏の著書を読んだあとに再読すれば、全く違う読了感を得られることと思う。

インテリジェンス云々もそうだが、こういった本から国際情勢や国際社会において日本がどういう位置にいて今後どう向かっていくのか、いくべきなのか、等々を思索することが何だかとても大事な気がする今日この頃。

というわけで、しばらく佐藤、手嶋両氏の著作を読みふけってみようかと。まずは↓辺りから。

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