『白い巨塔』読了

白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)

先日、読了した。

正月休みに平成版白い巨塔を観て、原作を読みたくなったので。

小説を映画やドラマにすると、ほとんどの場合、原作の面白さや深さを超えることはない、と僕は思っているが、白い巨塔も原作のほうが楽しめた。これは、物語の内容云々よりも、媒体の違いのほうが大きいのかも。本だと、自分のペースで立ち止まりながら、ときには戻りながら、物語の世界に入り込むことができるが、映画やドラマだとそういうわけにもいかないので。むしろ、映画やドラマを、立ち止まりながら観たりしたら、つまらなくなりそうだし。

まあ、白い巨塔に関しては、ドラマ版白い巨塔(平成版)と原作では、人物設定や時代背景、物語の展開、等々、異なる部分が少なからずあるので、別の物語として楽しんでもいいのかもしれない。

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