今日のランチの帰りに遭遇した出来事。
歩道を減速も徐行もせず滑走しているおっさんが、僕の前を歩いてたOL3人組の歩行者の正面に走ってきた。
OL3人組は、当然自転車が、減速するか、よけてくれると思っていたようで普通に歩いていたが、ギリギリで危険を察知し直撃を避けた。あのまま歩行者側がよけなかったら、自転車に直撃されていたかもしれない。危険なことこの上ない。
自転車ツーキニストの僕としては、自転車が交通ルールやマナーを守ることは当然のことで、こういうおっさんには怒りすら感じる。自転車は車道を走るのが基本ルールで、自転車走行可能標識のある歩行を走る際も、歩行者優先で歩行者への危険を最小限に抑える努力をすることがマナーだ。
大抵の場合、こういうルールやマナー無視で歩道を走る暴走自転車は、歩行者がよけるのが当たり前と思っているようで、後ろから「どけオラ」とばかりに、不機嫌に「チャリンチャリンチャリン!」と鳴らしたり、今日のようによけないほうが悪いとばかりに、突っ込んでくる。自転車についている「チャリンチャリン」は、「すみません、通してください」という意味で使うべきで、「どけオラ」的に使うものではない。それにやむを得ず歩道を走る場合に、その歩道が歩行者でいっぱいで走行できない場合、自転車を降りて歩くべきだ。
最近、マナー違反を平気でする自転車走行がやたらと目につく。しかも、そのほとんどが大人。んー、こんなんで何がどうやったら「美しい国」になるんだろ。
自転車レーンインフラの充実、自転車ルールの徹底、自転車走行者マナーの浸透。これらを徹底して行い、環境にも優しい自転車大国となれば、諸外国からも一目おかれること間違いない、と改めて強く思った次第。