ハートステップカレッジで開催されている『子ども英会話教師養成講座』を受講しています。
今回のテーマは以下の通り。
- 手作り教材の作り方(概論)
- ゲームによる教授法(実践)
手作り教材の作り方(概論)
子どもを相手にする、こども英語教室では、子どもの集中力や興味をいかに持続されるかが、大きなポイントとなります。英語教授法をいくら学んでも、子どもの心をガシッと掴んで離さない術を持っていなければ、最大限有効活用することはできません。
手作り教材をクラスで活用するのも、何かを手作りすることそのものに意味を置くのではなく(意味がないとは言いませんが)、いかに子どもがクラスを楽しめるか、という点において意味が為してくるわけです。
極端にいえば、手作り教材は何でもいいと言えますが、とはいえ、やはり子どもの興味をひき楽しんでもらうためには、様々工夫が必要になります。
例えば、みんなに同じものを作らせると、上手下手が出てきてしまったりするので、好きなものを作らせるとか。かといって、好きなものを作っていいとなると、手が動かない子どもも出てくるだろうから、数種類の見本を作っておくとか。こういった工夫は不可欠。
今回のクラスでは、講師の先生の手作り教材の見本をもとに、受講生それぞれが思い思いの手作り品を作りました。紙コップや、紙皿等、素材はごくありふれたものですが、アイデア次第で色々なものが出来上がります。久々に図画工作をして、何か楽しい気分になりました。
再来週は、手作り教材の作り方「実践編」です。何か手作り教材を考えてきて、それを子ども達と一緒に作るという場面を想定したロールプレイ。何を作ろうか、考え中・・・。
ゲームによる教授法(実践)
先週のゲームによる教授法(概論)を参考に、実践を行いました。みんな様々なアイデアのゲームを考えてきていて、参考になります。
僕は、出来るだけシンプルなゲームを、と思って準備しました。他のメンバーに較べて、大分シンプルなものになりましたが、シンプルなだけに、どんな場面でも応用がきくのでは、と思います。
僕以外のメンバーが用意してきたゲームは身体を動かすものが多く、生徒役をやった僕自身もとても楽しめました。子どももきっと楽しむでしょうね。身体を動かすクラス・アクティビティというのは、ゲームに限らず、こども英語クラスレッスンを行ううえで、キーとなりそうです。
ゲームによる教授法というのは非常に効果があることは実感しましたが、子どもの年齢やレベルによって、選ぶゲームや進め方は変わってきます。そして実際にゲームを行うその瞬間よりも、ゲーム選びや進め方を考えるという準備に費やす時間や努力のほうが重要になってくる、それを改めて実感しました。