インプットの真実

アウトプットのレベルをみて、
人の内面を判断してはいけない。
その奥には、何倍も深遠な
その人がインプットしてきた世界がある。
<『おとなの小論文教室。』より>
ほぼ日手帳2006 – 3月20日の言葉

アウトプットとインプット。
このテーマは、このブログでも何度か書いているけど、
考えれば考えるほど、深いテーマだ。
深い。だけど、シンプル。
今日の言葉も、深くて、シンプル。
シンプル、というか、当たり前というか。
当たり前、だけど、
それを意識するかどうか。
そこが大きな別れ道、だと思う。
例えば、イチロー。
イチロー選手がアウトプットしている結果だけを見れば、
「天才」とか「孤高」とか、
そういうイメージがついてしまう。
けど、イチロー選手のインプット、野球に対する姿勢というのを、
見聞きすると、そういうイメージは一気に崩れ去る。
ひたすら素振りを繰り返し、
向上するために自分と戦い続ける、
「努力」の人。「挑戦者」。
野球を始めるときに親に買ってもらった道具を大切にしていた子供の頃から、
ずっと、今でも、野球道具を心から大切にする、
「野球少年」。
アウトプットだけで判断すると、
大切なものを見失う。
これからも常に意識していこうと思う。


【参照】
» おとなの小論文教室。 – ほぼ日刊イトイ新聞
» メッセージダイアリー: 毎日ひとつの言葉(メッセージ)について一言書いています。
» 自分にとって意味のあるブログを毎日続ける方法 – シゴタノ!: メッセージダイアリーを始めるきっかけとなったブログ記事

2 thoughts on “インプットの真実

  1. sayu@fuji

    >アウトプットだけで判断すると、
    大切なものを見失う。
    良い言葉ですね。本当にそう感じます。
    たなぼたな人生なんてありえない。アウトプットが
    素晴らしい人は、
    意識してる意識していないに関わらずかならず
    「ぼたもちのおちてくる」棚の下に自力でたどり着いている。
    「ぼたもちのおちてくる」棚の下に運んでくれるものを探していてもは永遠にぼたもちは口に入らない。
     
    ということをMr.heydayの言葉に再確認しました。
     

  2. heyday

    「ぼたもちのおちてくる」棚。
    それって確かにあるんですよね。そこにたどり着くには、継続すること、以外にないんですよね。
    おいしい「ぼたもち」を探す旅は、まだまだ続きそうです。

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