へたしたら、日本人の中でも、
一億人ぐらいは落語を聞かずに
死んでいくんだと思うんですよ。
それは、ちょっとあまりにももったいないじゃない。
死ぬ前に1回ぐらい、生の落語、聞いてもいいんじゃないの?
<春風亭昇太さんが『はじめての落語』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 2月16日の言葉
落語以外にも、能とか狂言とか、歌舞伎とか。
こういった日本の伝統的なエンターテイメント文化を体験することって、
僕の場合、あまりない。
見たいな、聞きたいな、とはよく思うんだけど。
どうしても、映画とか、
そういう現代的なエンターテイメントに足が向いてしまう。
ただ、仕事上、海外の人と接する機会が多く、
彼らの多くは日本の伝統的な文化にとっても興味があって、
何か聞かれたときに、「見たことない」というのは、
日本人として、ちょっと何かな、と思い始めた今日この頃。
好きになるかどうかは別として、
日本人として少なくとも一度は、生で経験しとくべきだな、と
ふつふつと思う。
今年中に体験するものリストに、能・狂言・歌舞伎、を加えておこうっと。
けど、歌舞伎だけは、生で観た事がある。一度だけ。
面白いなーと思ったのは、「掛け声」。
「○○屋!」
ってな掛け声が絶妙なタイミングで入るんだよなあ。
こんな感じで。
↑音が出るので注意!
そんなこんなで、何気なくはじめての落語を読んでたら、
春風亭昇太さんが印象的なことを言っていた。
だから、
「長生き」っていう観念があるとすると、
長い時間を生きるっていうことも、
たしかに「長生き」なんだけど、
いろんなものを見たっていうことも、
ま、「長生き」のなかに入ると思うんですよ。
春風亭昇太さんの言葉
はじめての落語 – ほぼ日刊イトイ新聞
人生どれだけ長く生きたか、よりも、
どれだけ多くのことを経験したか、見聞したか、考えたか、
ってことのほうが、大切なんだな、と。
納得の一言。
【参照】
» はじめての落語 – ほぼ日刊イトイ新聞
» メッセージダイアリー: 毎日ひとつの言葉(メッセージ)について一言書いています。
» 自分にとって意味のあるブログを毎日続ける方法 – シゴタノ!: メッセージダイアリーを始めるきっかけとなったブログ記事