今勤めている会社は、イスラエルに開発拠点があるので、年に数回はイスラエルのテルアビブへの出張がある。
というわけで今年最初の出張も、テルアビブへ行くことに。昨年9月には、2泊5日という、かなりの短期間でイスラエル出張に行ったのだけど、今回は一週間とちょっとの出張期間。
日本からイスラエルへは直行便が今のところ飛んでいないので、どこかを経由してのフライトになるのだけど、僕はいつもターキッシュエアラインで、イスタンブール経由でテルアビブに飛んでいる。イスタンブールでの乗り継ぎ待ち時間も、3時間くらいと、まあ程よいのと、成田を夜に発ち、テルアビブに翌日朝着く、というのも個人的には便利。(帰国便は、テルアビブを夜に発ち、成田に夜到着する)
そして、ターキッシュエアラインを利用するもう一つの理由としては、成田 -> イスタンブール便のビジネスクラスアップグレードが比較的手の届く金額(5 〜 6万円)だから、というのがある。
会社で手配されるチケットはエコノミークラスで、僕はそれなりに出張をしている方だと思うのだけど、スターアライアンスとかのマイレージ上級クラスになっているわけでもなく、自動的に上のクラス(プレミアムエコノミーとかビジネスとか)にアップグレードされるなんてことはほぼないわけで。
なので普段はエコノミークラスで移動するのだけど、確か二年くらい前のイスラエル出張で、成田でターキッシュエアラインのチェックインする際に、チェックインカウンターに「5万円でビジネスクラスへのアップグレード可能」という案内があったので、その時は体調もあまりよくなかったということもあり、なんか勢いでアップグレードした。
ターキッシュエアラインのビジネスクラスは、シートがフルフラットになるので、12時間近いフライト時間を窮屈なエコノミークラスで移動するのと、フルフラットで手足を伸ばしてゆっくり眠りながら移動するのとでは、やっぱり身体に溜まる疲労具合がまるで違う。
僕は腰痛持ちでもあるので、エコノミークラスのシートでは、寝れても1時間くらいでちょいちょい起きてしまう。ヨーロッパやアメリカへの出張でエコノミークラスでの移動後は、それだけで割と疲労困憊な感じになってしまうのだけど、ビジネスクラスでの移動は非常に楽で疲れが溜まることもないので、仕事のパフォーマンスも確実に良くなる。
というわけで、その時以来、イスラエル出張に行く際はターキッシュエアラインを利用し、シートが空いていればビジネスクラスにアップグレードするようにしている。二年前は、カウンターに「5万円でビジネスクラスへのアップグレード可能」という案内があったのだけど、去年と今回はそういう案内はなかった。が、カウンター近くにいるターキッシュエアラインの係の人に聞いてみると、シートが空いていれば6万円でアップグレード可能、ということで、その場で支払いをしてビジネスクラスへアップグレード。二年前は5万円だったけど、6万円でも色々な観点からアップグレードする価値はある、と個人的には思っている。今回は特に、年末年始に軽いギックリ腰をやり、だいぶ良くなってきたのに、エコノミークラスの移動で腰痛がひどくなる恐れがあったので、迷わずアップグレード。やはり快適だった。フライト時間の半分以上は、がっつり寝れたよ。
そんなこんなで、今回の約一週間のイスラエル出張も、しっかり仕事して、仕事以外の時間は地中海沿いのビーチをのんびり走ったり、街並みの写真を撮りながら散歩したり、と息抜きもしようと思う。週末に移動で、エルサレムや死海、マサダ辺りの観光は今回は行けなそうかな。