iPad用世界時計ウェブアプリ『Every Time Zone』(Mac、PCからもアクセス可)が便利すぎる、という話。
仕事柄、アメリカ、インド、イギリスの現在時刻を気にする必要があって、これまではiPod touchに標準で搭載されている『世界時計』機能(「時計」アプリ内)にそれぞれの年を登録して一覧したり、あるいは、適当なウェブサイトやデスクトップアプリやウィジェットを利用したりしていた。
ただ、そういうツールは「現在の現地時刻」を表示する、というのがほとんど。僕の場合、ミーティングをセットアップするときに、「東京の朝8時は、サンフランシスコは何時で、ロンドンは何時で、んでもってバンガロールは何時だっけ・・・?」というようなことを知る必要があることが多いので、これまでのツールだとあまり使い勝手が良くなかった。というよりも、結局そういう場合は自分で時差を計算しないといけなかったので、使えなかった。
そんな僕のニーズを完全に解決してくれているのが、この『Every Time Zone』。この写真にある通り、自分のローカルタイムを含む主要都市の現地時間がずらっとバー表示されていて、現時点の現地時刻が一覧表示されている。そして黄緑のラインでで表示されている「Your local time」はタッチして横にスライドすることができるので、「サンフランシスコの昼12時は、ロンドンでは何時だ?」というようなことが簡単に確認できる。
『Every Time Zone』はウェブアプリで、最初のアクセスはオンラインでSafariから行う必要があるが、「ホーム画面に追加」しておくことで、オフラインとして利用することができるようになる。ホーム画面用のアイコンもクールなアイコンで、それも含めて、使い勝手もきちんと考慮された上でのデザインが素晴らしい、と個人的にはかなりお気に入りのiPad用ウェブアプリである。