2011年のランニングを振り返ってみる。
VFFに移行して二週間ほど経った5月上旬に右足甲を痛めて以来、その怪我が長引き、かつ腰痛やなかなか治らない風邪等々の体調不良であまり走れない一年だった。
とはいえ、怪我や体調不良で走れない、という時期が長く続いたことは、決して悪いことばかりではなく、自分にとってはいいこと、というか、色々とそれまでのランニングに対する気持ちというか向き合い方をいい意味で見直させてくれることになった、なんてことを思っている。
怪我をするまでは、根性論みたいなもので「今日これだけ走ると決めた距離は絶対に完走する。それが身体はもちろん精神的なトレーニングにもなる。」なんてことを思っていて、疲れが溜まってきついときでも、意地でも自分で決めた距離は途中で休まずに完走していたのだけど、怪我をして以来、走っている途中で少し歩いて休んだり、ということに対する抵抗感がなくなった。いまでは、走っていてきつくなれば歩くし、タイムも怪我をする前ほどは気にならない。怪我で走れない時期が長くあったこともあって、「走れる」というだけで楽しくてハッピーな気分になるので、タイムや完走にこだわったりはしなくなった。そういうものは、楽しんで走って、走り続けて、その結果として後からついてくるもんだ、といまは思う。
ただ、そうはいっても、参加するレースはタイムはともかく、完走はしたいなあ、と思うわけで。来年の1月から3月にかけて、ハーフやフルマラソンにいくつか申し込んでいるのだけど、ここ三週間ほども足腰の痛みや風邪で走れていなくて、1月中旬のハーフマラソンの完走も微妙になってきた気もするのだけど、まあ、完走できなかったとしても、そこで何かが終わるわけではないので、いまはとにかくこの体調の調子を戻すことに気持ちを集中して、少しずつ走り始めようと思う。
と、2011年のランニングを振り返るつもりが、何だか違う方向に話がいってしまった気もするけど、2011年のランニングを振り返るにあたって、怪我や体調のことは避けれない、というよりもそれが自分にとってはいい意味でも悪い意味でも大きなことなので、そこにばかり話がいってしまうのも、まあ、仕方ない、かな。いいんです。
そして、怪我をした右足甲は、痛みはもうほとんどないのだけど、(何となく腫れているような)違和感のようなものはまだ残っている。これはもしかしたら、ずっと続いていくものなのかもしれない。もしそうだとしても、その違和感も自分の足の一部として、今後もつきあっていくしかないわけで。そこはあまり悲観せず、うまくつきあっていこうと思う。