最近、読書の量が減ってきてしまっているなあ、と思ったりしたので、以下の2冊を読み始めた。
デフレの正体 経済は「人口の波」で動く
いたるところで絶賛されている本著。まだ読み始めたばかりだけど、かなり引き込まれる内容。経済のことはあまり良く分かっていないけど、TVや新聞、インターネット上の情報のみを鵜呑みにしてしまうのは危険、ということが分かる。自分でアクセスできる生データから経済を考えることが大事、ということ。
夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語
カズオ・イシグロの代表的な作品『わたしを離さないで』を数年前に読んでえらく感動したことを覚えているけど、それ以来のカズオ・イシグロ作品。著者初の短編集。短編小説は結構好きなので、楽しめている。何というか、作品に漂う空気感のようなものが、すごく好きなんだよなあ。