本質的な話って、すごく単純なんです。
単純で、いつも使う言葉で語られるのが「本質」ですから、
話の核を聞き流してしまう人には、
内容は伝わりません。
<TSUTAYA社長・増田宗昭さんが『社長に学べ!』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 2月10日の言葉
「話の核」をいかに捉えるか。
人の話を聞くときも、本を読むときも、
常にそれを意識しているようにしている。
80:20の法則を例に出すまでもなく、
物事には「本質」というものが存在していて、
それを捉えたか捉えていないかによって、
理解度や効率なんかが、大きく変わってくる。
完璧主義的に物事の全てを理解しようとすると、
本質以外の部分にも意識が集中、あるいは分散して、
本当に大切なこと、自分が今一番知りたいことを、逃してしまう。
では、本質をいかに的確に捉えるか。
そのひとつの方法として「目的を明確にする」というのが、
挙げられると思う。
本から何を得たいのか。
その人の話から何を得たいのか。
あるいは、その人はつまり何を伝えたいのか。
そういったことを強く意識すること。
それだけで、本質にぐっと近づくことができる。
そして、増田さんの言葉にあるとおり、
ほとんどの場合、「本質」というのは単純・シンプルなもの。
人の話や本等から、
何か情報を得るというインプットに限らず、
人に何かを伝える、アウトプットの時も、
「単純な本質」というのを意識していこうと思う今日この頃。
【参照】
» 社長に学べ!:増田宗昭さん – ほぼ日刊イトイ新聞
» メッセージダイアリー: 毎日ひとつの言葉(メッセージ)について一言書いています。
» 自分にとって意味のあるブログを毎日続ける方法 – シゴタノ!: メッセージダイアリーを始めるきっかけとなったブログ記事