Google EarthのiPad版が出た。もちろん無料。
早速ダウンロードして試してみた。これはすごい。
Google EarthはMac、Windows、Linux用のデスクトップ版とiPhone版があって、どれも試したことがある。デスクトップ版とiPhone版のGoogle Earthも相当すごいものだけど、iPad版のそれはまた別次元の体験ができる。
iPadの大画面に世界中の航空写真が映し出されて、指でタッチして移動、指でピッチすることでズームイン・アウトもできる。それだけなら、iPadの純正アプリである『マップ』でも同じことができるけど、Google Earthの場合ズームアウトしていくと、丸い地球になっていくので、指で地球をぐるぐる回すことができて、これがまたスムーズで気持ちいい。
さらに地名を検索(注:2010/6/17時点では日本語での検索非対応)すると、まるでUFOに乗っているかのような動きで検索した地名に移動できる。というか「飛んでいける」という表現のほうがより合っているかもしれない。この検索機能はデスクトップ版にもついているけど、やはりiPadを手にもってそのなかで地球上の行きたい場所に検索一発で飛んでいけるというのが気持ちい。
「iPadはでかいiPhone(or iPod touch)」というようなことを言う人がいるようだけど、まさにその通りで、マルチタッチディスプレイがこの大きさの画面でも遅延なくスムーズに動く、それ自体がiPadの最大の特徴であり良さであり、世代を問わず本当に問題なく使えるようになるという可能性を秘めた革命的なデバイスである、ということを改めて感じさせてくれる良アプリだ。
余談になるけど、iPadを日常的に使っているとiPhoneやiPod touchを持ったときに、「iPhone/iPod touchは小さいiPad」と逆の発想になってくる、個人的には。