今年の夏に放映された人気ドラマ「半沢直樹」、うちでも楽しんだわけだけど、原作本(池井戸潤 著)もやっぱり気になったので、読んでみた。
「半沢直樹」が主役の原作本は、最新作の『ロスジェネの逆襲』と合わせてこれまでに三作あり、そのうち最初の二作『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』が、ドラマ「半沢直樹」の原作となっている。
TVドラマは、原作の内容そのままとはなっていなくて、かつ(ストーリーをより盛り上げるためだとは思うけど)よりドラマチックになるように演出・脚色されているなあ、と。まあ、小説や漫画がドラマ化・映画化されるときというのは、多かれ少なかれ、アレンジ・脚色がされるものなので。
原作を先に読むか、ドラマ/映画を先に観るか、というところも悩ましかったりするものだけ、今回の「半沢直樹」は先にドラマを観た。というか、単純にドラマ「半沢直樹」の原作が『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』である、ということを知らなかった、という話なわけで。
個人的には原作を先に読みたい、と思うほうなんだけど、この「半沢直樹」については、TVドラマを先に観ておいて良かったかな、と。先に原作を読んでしまっていたら、TVドラマのあのシリアスな感じの演出とかがあまり楽しめなかったかも。んん、でもどうかな、原作読んでいたらいたで、楽しめたのかな。どうだろ。
そして、ドラマ「半沢直樹」の続編である『ロスジェネの逆襲』も多分そのうちTVドラマまたは映画化されるんだろうなあ、それ観てから読むかなあ、なんてことをちらっと考えもしたのだけど、前二作が原作も思いのほか面白くて普通に続きを読みたくなったので、Kindleでさくっと買って読み始めて、そのままほぼ一気読みしてしまったのだった。
『ロスジェネの逆襲』、個人的には前二作よりも好きかな。TVドラマまたは映画化されても、やっぱり面白いものになるのでは、ということで、映像化にも期待。
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» ロスジェネの逆襲