Googleアートプロジェクト、すごすぎる。
このプロジェクトのアイディアが芽生えてから約 18 ヶ月間に渡り、美術館スタッフの協力を得て、作品の選定や撮影、室内の撮影用に特別にデザインされたストリートビューの機材で撮影をしてきました。本日公開されたアートプロジェクトでは、ボッティチェッリ作「ヴィーナスの誕生」や、レンブラント作「夜警」、ゴッホ作「星月夜」「画家の寝室」、ベルサイユ宮殿の内部、日本からは葛飾北斎「雷神」、伊藤若冲「鶴図」等を含む、486名 の芸術家による1,000以上の作品を高解像度で鑑賞することができます。これらの作品の中には、それぞれの美術館から各1点ずつ、超高解像度で撮影された作品も収録されており、細かい画家の筆のタッチまで詳細に見ることができます。
とっても月並みな感想だけど、すごい時代になったものだなー。
使い方(スライドショー)。
» Googleで、できること。 Google アートプロジェクトで、世界の美術館を探検しよう。
使い方(ビデオ)。
現時点(2011/2/10)での探検できる美術館リスト。
今回、協力いただいた美術館は下記の通りです。
メトロポリタン美術館-米国
ニューヨーク近代美術館-米国
フリーア美術館-米国
フリックコレクション-米国
アルテ ナショナルギャラリー(旧国立美術館)-ドイツ
絵画館-ドイツ
カンパ美術館-チェコ
ソフィア王妃美術館(ソフィア王妃芸術センター内)-スペイン
ティッセン=ボルネミッサ美術館-スペイン
ナショナルギャラリー -英国
テート・ブリテン-英国
ヴェルサイユ宮殿-フランス
アムステルダム国立美術館-オランダ
ゴッホ美術館-オランダ
エルミタージュ美術館-ロシア
国立トレチャコフ美術館-ロシア
ウフィッツィ美術館-イタリア
それにしてもGoogleがしてることって「すごい」と思うことばかりだ。
Google Earthで地球を飛び回ったり、ストリートビューで世界中の町並みを歩いたり、そしてこのアートプロジェクトで世界の美術館の作品を楽しんだり。
けど、こういう「すごい」体験をブラウザのなかでしていると、リアルにその場所に行きたくなってしまったりもする。そしてそんなふうに思える自分がいて、良かったなと思ったりもする。「すごい」ことだけど、どれもこれもブラウザから疑似体験しているだけで、リアルではないのだから。
そんなふうに思わずに、「ブラウザで見れるんだからいいじゃん」ってなことを、いつか思うようになってしまうんだろか。何だかそれも切ない気もする。