Hikiをさくらインターネットにインストール

 今年に入ってから運用している子ども英語クラスのレッスンプランやレッスン記録、導入した言語材料等の情報を一括管理するために、Wikiを使おうと思い立つ。

heydays.orgの運用サーバーとして利用しているさくらインターネットレンタルサーバのライトプランはRubyに対応しているので、Rubyで書かれたWikiクローン「Hiki」(参照)を使うことに。

試してみると、あっさりとインストールすることができた。以下、備忘録。

まずはHikiの最新版をダウンロード&解凍

いくつかのファイルを編集

hikiconf.rb
  • ファイル名を「hikiconf.rb.sample」から「hikiconf.rb」に変更
  • データを保管するパスを指定。ウェブサーバのルートディレクトリである「/home/(User Name)/www/」より上位のパスを指定する。
@data_path       = '/home/(User Name)/hiki_data'
  • その他、いくつかの設定項目が存在するが、それらはインストール後に管理画面からも設定できるので、ここでは「@data_path」の指定のみでOK。
hiki.cgi
  • 一行目の「#!/usr/bin/env ruby」をRubyのパスに変更する
#!/usr/local/bin/ruby
.htaccess
  • ファイル名を「dot.htaccess」から「.htaccess」に変更
  • 内容を以下に編集
#Options +ExecCGI
#AddHandler cgi-script .cgi
DirectoryIndex hiki.cgi
<Files "hikiconf.rb">
deny from all
</Files>

ファイルをサーバにアップロード

  • 「hiki-0.8.7」以下のファイルを「data」フォルダを除いて、全てサーバにFTPでアップロード
    ※アップロード先フォルダ例: /home/(User Name)/www/hiki
  • 「hiki-0.8.7\data」以下のファイルを、「@data_path」で指定したディレクトリにアップロード

ファイルの属性を変更

  • /home/(User Name)/www/hiki/hiki.cgi → 属性「755」に変更
  • /home/(User Name)/hiki_data → 属性「777」に変更

確認

  • 「http://(Your Domain)/hiki/」にアクセスしてみて、Frontpageが表示されればインストール成功
  • 表示されなければ、上記設定ファイル変更内容や、ファイルの属性を再チェック

管理者パスワード設定

  • ページ右上の「管理」より管理画面を開いて、パスワードを設定する
  • その他、サイト名等の環境設定も、管理画面で可能
  • 必要に応じて、プラグインも選択できる

Hikiを外部に公開したくない場合

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