ハートステップカレッジで開催されている『子ども英会話教師養成講座』。
いつも週一回水曜日の夜7時から2コマ(1コマ=1時間半)受講しているのですが、今日は、先日仕事の都合で受講できず振り替えていた以下のコマを受講。
- 子どもの心理(1) 子どもの認知と情緒発達について
- 子どもの心理(2) 子どもの発達と言語習得について
※1のみを振り替えていたのですが、2コマ連続で同じ講師の方から学べるメリットを考えて、2コマとも振替。
上記にある通り、今回のテーマは子どもの心理。奥深いです。今回の講座でも、色々と学ぶことが出来ましたが、もっとこの分野は勉強する必要がありますね。心理学は最近興味があったので、子どもの心理に限らず、勉強しようとは思っています。
非常に多くのことを学んだので、ここでは書ききれませんが、今回特に大切だと感じたのは、「子どもの成長過程における行動には、心理学や子どもの発達に関する研究からの根拠がある」ということ。
例えば、ピアジェが提唱している子どもの認知発達段階モデルでいう、前操作期(2-6歳頃)の子どもは自分自身の立場からしか世界が見れないという自己中心性という特徴があります。3~4歳頃というのは丁度幼稚園に通いだしたりして、家族以外の相手とのコミュニケーションが活発になってくる頃で、自分のおもちゃを独占してしまったり、他の子のおもちゃを取っちゃったり、というような話をよく聞きます。これは、子どもの発達段階において通る成長の過程であり、それを理解せずに大人が「どうしてうちの子は・・」といったようなことを考える必要はないわけです。そういうものだ、ということを認識しながら、それはいけないことだよ、ということを教えていく、というのが大人の役割、ということになるのですね。
こどもと深く接し、こどもの将来にも影響を及ぼす「こども英語せんせい」という仕事をしていく、と決めている以上、こういった子どもの成長過程における心理というのは、理解しておく必要がある、とヒシヒシと感じます。今回の講座に留まらず、継続して勉強していこうと思います。
参考までに、講師の方が今回の講座のアジェンダを作成する際に特に参考とし、また講座のなかでも読むことを薦めていた本を紹介しておきます。