上田現 百物語 第十九夜~七夕777~

上田現のライブは三回目。

5月:【トーキョープラネッツⅡ】@北とぴあ プラネタリウムホール

6月:【ガーデンプラネッツ】@京都 高台寺 方丈の間

そして、今回、まだ上田現初心者(聴き始めてからから3ヶ月)の僕にとっては初のライブハウスでのライブ。

格好良い音楽に心地よい時間を過ごした。前二回は、アコースティックな感じで音楽が染み入るって言葉が一番合う感じだったけど、今回は音楽をより楽しめた。よりグルーヴィーだし。良かったです。

上田現のライブは、軽快(?)で素敵なMCがまたひとつの楽しみで。今回も印象的な言葉が。そのうちの一つをHPに本人がエントリーしていたので、引用させてもらいます。

僕がへたくそなMCで火星の青い夕日の映像から皆に伝えたかった事。 (会場に来れなかった人はhttp://www.jpl.nasa.gov/missions/mer/参照) 場所が変われば、当たり前の事さえ違ってくる。火星の夕日は青い。そこから我々が学ぶ事は赤い夕日が良いのか青い夕日のほうが良いのかということではない。 「我々の星の夕日は赤くて本当に綺麗だよ!へえ~君の星の夕日は青いんだ!それもいいね、一度見てみたいな~」と火星人相手に思えるかどうかだ。 所変わればすべてが違うという事を認める、それだけでいけるじゃん。 時々勘違いをした人がお互いが一つの共通の認識の上に立つべきであると発言したりする。青と赤の間をとってすべての夕焼けを「黄色」にしましょう運動を始めたりする。ひどい時は火星の夕日も赤くしてやろうなんて奴まで出てくる。 共通見解など嘘っぱちだ!違って当たり前なのだ。それを押し付ける人とは戦わなければならないだろう。そんな事が言いたかったのだ。 我々の赤い夕焼けの美しさを知れば知る程、又火星の青い夕焼けの美しさも理解出来るはずだと僕は思っているのだ。

上田現//ELE

火星の青い夕日は奇麗だった。相手を理解すること。人とのコミュニケーションにも通じるものがあると思う。相手を理解して、初めて自分を理解してもらえる。分かってくれよ!って言ってるだけでは駄目。まずは相手を理解することからだと思うのです、コミュニケーションというのは。世界中の人が相手を理解しようと心がけていれば、争いごとなんて起きないはずなのです。

もうひとつ、MCではないけれど、上田現:百物語の「みちしるべ」が最後にこんなことを言っていました。

七夕は、織姫と彦星が年に一度出会う日です。これは、2000年以上も前から続いていることのようです。2000年もの間、彼らは年に一度の出会いを大切にしてきているのです。そう思うと、今こうして同じ場所に居れる我々は幸せなのかもしれませんね。

いつも近くに居ると、ついそれが当たり前のように思えてしまい、そのありがたさを見失ってしまう。今こうして大切な人がそばにいる幸せを、少し離れて暮らしている家族にも会おうと思えばいつでも会える幸せを、毎日大切にしながら暮らしていきたいものです。

上田現の音楽は、心に本当に染み入る。悲しいくらい奇麗で。そのうえ、格好良くて楽しい。聴いたことがないひとは、是非聴いてみてください。

アルバム: コリアンドル 森の掟 夕焼けロック 十秒後の世界

上田現HP: 上田現//ELE http://www.xplasma.com/gen/

はまりますよ。

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