電車通勤中に読書に最適。タッチペンなしでもサクサクの操作感。DSの画面は大きくはないので、多少目は疲れるが、それは仕方ない。
学校での教科書以外、あまり古典文学というものに触れたことがなかったので、個人的には新鮮さを感じつつ楽しんで読んでる。「検索」→「分量=あっさり」でヒットする作品等は、それこそあっという間に読める。ものによっては、片道通勤中に二冊読了できたり。何となくこれまで「いつか読もう」と思っていた作品を、これだけサクッと読めるのが楽しい。
「分量=あっさり」作品をいくつか読んで、本ソフトの操作性に慣れてきたところで、今はそこそこ長い「少女地獄」を読んでいるところ。これは面白い。このソフトを買わなければ、多分出会うことのなかった作品なんだろうなと思う。その存在は知っていても、多分読まないんだろうなと。そういう巡り合わせも楽しめるかも。僕は楽しんでます。
WiFi経由で作品を追加ダウンロードできるのもいい。
文学作品に加えて、「著名作家の書き下ろし小説」なるものもダウンロードできるみたい。お得。
See also
スゴ本さんのところで、DS文学全集のラインアップがテキスト掲載されていた(DS文学全集公式サイトでは画像で紹介されている)ので、いただいちゃいました。Thanks!
DS文学全集ラインアップ*1
- 羅生門 (芥川龍之介)
- 地獄変 (芥川龍之介)
- 奉教人の死 (芥川龍之介)
- 杜子春 (芥川龍之介)
- 藪の中 (芥川龍之介)
- トロッコ (芥川龍之介)
- 河童 (芥川龍之介)
- 或阿呆の一生 (芥川龍之介)
- カインの末裔 (有島武郎)
- 生まれいずる悩み (有島武郎)
- 或る女 (有島武郎)
- 外科室 (泉鏡花)
- 高野聖 (泉鏡花)
- 婦系図 (泉鏡花)
- 夜叉ヶ池 (泉鏡花)
- 野菊の墓 (伊藤左千夫)
- 蠅男 (海野十三)
- 東京要塞 (海野十三)
- 海底軍艦 (押川春浪)
- 老妓抄 (岡本かの子)
- 玉藻の前 (岡本綺堂)
- 金色夜叉 (尾崎紅葉)
- 夫婦善哉 (織田作之助)
- 死者の書 (折口信夫)
- 子をつれて (葛西善蔵)
- 檸檬 (梶井基次郎)
- 城のある町にて (梶井基次郎)
- 父帰る (菊池寛)
- 恩讐の彼方に (菊池寛)
- 藤十郎の恋 (菊池寛)
- 俊寛 (菊池寛)
- 「いき」の構造 (九鬼周造)
- 牛若と弁慶 (楠山正雄)
- 武蔵野 (国木田独歩)
- 牛肉と馬鈴薯 (国木田独歩)
- 出家とその弟子 (倉田百三)
- 耳無芳一の話 (小泉八雲)
- 五重塔 (幸田露伴)
- 無惨 (黒岩涙香)
- 蟹工船 (小林多喜二)
- 堕落論 (坂口安吾)
- 桜の森の満開の下 (坂口安吾)
- 夜明け前 (島崎藤村)
- 次郎物語 (下村湖人)
- 古事記物語 (鈴木三重吉)
- 瀧口入道 (高山樗牛)
- 日本三文オペラ (武田麟太郎)
- 富嶽百景 (太宰治)
- 走れメロス (太宰治)
- 斜陽 (太宰治)
- 人間失格 (太宰治)
- オリンポスの果実 (田中英光)
- 蒲団 (田山花袋)
- 黒髪 (近松秋江)
- 狂乱 (近松秋江)
- あらくれ (徳田秋声)
- 縮図 (徳田秋声)
- 不如帰 (徳富蘆花)
- 山月記 (中島敦)
- 李陵 (中島敦)
- 土 (長塚節)
- 吾輩は猫である (夏目漱石)
- 坊っちゃん (夏目漱石)
- 草枕 (夏目漱石)
- 三四郎 (夏目漱石)
- 門 (夏目漱石)
- 彼岸過迄 (夏目漱石)
- 行人 (夏目漱石)
- こころ (夏目漱石)
- 明暗 (夏目漱石)
- ごん狐 (新美南吉)
- 手袋を買いに (新美南吉)
- 花のき村と盗人たち (新美南吉)
- 新版 放浪記 (林芙美子)
- セメント樽の中の手紙 (葉山嘉樹)
- 夏の花 (原民喜)
- たけくらべ (樋口一葉)
- にごりえ (樋口一葉)
- 学問のすすめ (福沢諭吉)
- 浮雲 (二葉亭四迷)
- いのちの初夜 (北條民雄)
- 美しい村 (堀辰雄)
- 風立ちぬ (堀辰雄)
- 病牀六尺 (正岡子規)
- 注文の多い料理店 (宮沢賢治)
- オツベルと象 (宮沢賢治)
- よだかの星 (宮沢賢治)
- 風の又三郎 (宮沢賢治)
- 銀河鉄道の夜 (宮沢賢治)
- セロ弾きのゴーシュ (宮沢賢治)
- 伸子 (宮本百合子)
- ヰタ・セクスアリス (森鴎外)
- 雁 (森鴎外)
- 阿部一族 (森鴎外)
- 山椒大夫 (森鴎外)
- 最後の一句 (森鴎外)
- 高瀬舟 (森鴎外)
- 少女地獄 (夢野久作)
- 蠅 (横光利一)
- 機械 (横光利一)