Category Archives: Steve Jobs

『スティーブ・ジョブズ1995 〜失われたインタビュー〜』 を観てきた

Steve Jobs The Lost Interview

東京での上演が終わる直前の先週に、観てきた。

» 映画『スティーブ・ジョブズ1995 〜失われたインタビュー〜』オフィシャルサイト | STEVE JOBS 1995

観れて良かったなー。あのジョブズ節を、なんだか久々にじっくり聞いて、かなり胸が熱くなった。

このインタビューは、ジョブズがアップルから追い出されて、その後アップルが(ジョブズがアップルを辞めてから立ち上げた)NeXT社を買収するとともにジョブズがアップルに復帰するその2年前、1995年に収録されたもの。今から18年前とは思えないほどのジョブズのビジョンにただただ感動。

70分間ほどの上映時間中、ジョブズが語っているのみの映像なのだけど、インタビュアーの質問に対して、じっくりと間を取ったうえで回答したりする場面もカットされていないので、なんというかその「間」の緊張感みたいなものも感じながら観ることができる。

インタビューとはいえ一応映画ということで、ネタバレになってしまうのでその内容についてはあまり書かないでおこうかなと思うのだけど、ひとつだけ言うとしたら、ジョブズのIT・コンピュータ・WEB/インターネット業界に関するビジョンや、最高のプロダクトを作ることに対する姿勢・考え方、アップルへの思いというのは、このインタビュー当時はもちろん、アップル創設時から全然ぶれていないんだな、と。

iPhoneなりiPadなり、Macなり、とにかく何かしらアップル製品を使っていて、少しでもIT・コンピュータ・WEB/インターネット業界、またはジョブズ本人に興味がある人は、このインタビュー観ておいて損はないと思います。東京での上演は先週で終了してしまったのだけど、今後東海・関西方面でも順次公開されていくようなので。

それと、ジョブズの英語って結構分かりやすいなあと個人的には思っているので、英語の勉強も兼ねて、英語版のDVDを注文した。

Steve Jobs: The Lost Interview [DVD] [Import]
» Steve Jobs: The Lost Interview [DVD] [Import]

インタビューの内容自体繰り返し聞いても飽きない、どころか刺激を受け続けられると思うし、こういう自分が興味のある内容の生の英語インタビューというのは、英語学習の教材としては最適だったりもするので。輸入版なので、届くのはもう少し先だけど、楽しみだ。

【追記】 (2013/11/05)

↑のDVD、届いたのだけどUS版でリージョンコードが「1」(アメリカ、カナダ)なので、僕が持っているDVDプレイヤーでは再生することができなかった…。まあ、よくよく考えてみればそりゃそうだし、↑のページ内にも「リージョン1 (アメリカ合衆国およびカナダ このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。」とちゃんと書いてあった。なので、もし↑のリンクからDVD購入される場合は、リージョンコードに注意してください。

ちょうど、と言うわけでもないのだけど、iTuensストアでも販売が開始されたので、字幕付き(Always On)だし、購入するならこちらのほうがいいかもです。※USのiTuensストアでは字幕なしのものが購入可能。

» スティーブ・ジョブズ1995 ~失われたインタビュー~(字幕版)

See also

ロスト・インタビュー スティーブ・ジョブズ 1995
» ロスト・インタビュー スティーブ・ジョブズ 1995

内容紹介
人生最大のピンチのとき、天才は何を考えていたか?
あの幻のインタビューが蘇る・・・1995年、アップルを追放されてNeXTのCEOを務めていたジョブズは、あるTV局の独占インタビューに応じた。しかし、取材されることを嫌うジョブズを口説き起こすことに成功して、収録した貴重な映像だったにかかわらず、オンエアではわずか数分しか使われることはなかった。そして、そのテープはロンドンからアメリカに送られる際に紛失し、どこにあるかわからなくなってしまった。そのため、人はそれをいつしか「ロスト・インタビュー」と呼ぶようになった。
ところが2011年、ジョブズが亡くなってからまもなく担当ディレクターのガレージでそのVHSテープ(コピー)は発見される。17年ぶりにそれは蘇ったのだ。
パソコンとの出会い/なぜアップル社を去ることになったのか/マイクロソフト社についてどう考えているか/あなたが開発しているテクノロジーによって、10年後はどんな世界ができていると思うか・・・・
そんなことをテーマに語られた69分にわたるインタビュービデオは2011年11月にアメリカの19都市で公開された。
このインタビューが行われた2年後、ジョブズはアップルに復帰、さらにその3年後にiPodが発売された。つまりこのインタビュー時、ジョブズは「失業中」だったと言えるかもしれないが、その際の「充電」によって飛躍できたとも考えられる。多くの人が「充電」せざるを得ない状況に追い込まれている日本の人々の心にも、天才の「失業時」の話は何かのヒントとなるだろう。

内容(「BOOK」データベースより)
あの幻のインタビューが蘇る―アップルを追放されてNeXTのCEOを務めていたジョブズは、1995年、あるTV局のインタビューに応じた。貴重な映像のはずだったが、オンエアではわずか数分しか使われることはなかった。そして、そのテープは紛失し、どこにあるかわからなくなってしまった。そのため人は、それを「ロスト・インタビュー」と呼ぶようになった。ところが2011年、ジョブズが亡くなってからまもなく、テープは発見される。なぜアップル社を去ることになったのか/マイクロソフト社についてどう考えているか/あなたが開発しているテクノロジーによって、10年後はどんな世界ができているか…。このインタビューが行われた2年後、ジョブズはアップルに復帰、さらにその4年後にiPodが発売された。つまりこの時、ジョブズは「充電中」で、この時期があったからこそ、飛躍できたともいえるだろう。「ロスト・インタビュー」の中には成功のためのヒントが詰まっている。

» Steve Jobs – Wikipedia, the free encyclopedia
» スティーブ・ジョブズ – Wikipedia

Remembering Steve – Apple’s Tribute video to Steve Jobs

Remembering steve

10/5はSteve Jobsの一周忌。Steve Jobsを偲んで、Appleのサイト(apple.com)にトリビュートビデオとApple CEO、Tim Cookのコメントが掲載されている。

iMacやiPod、iPhoneの製品発表時のJobsの映像と声で構成された白黒の映像。個人的にはiPhone発表時のiPodと電話、Safariのアイコンをスライド上でくるくるさせながら「An iPod, a Phone, and an Internet Communicator…, are you getting it?」って楽しそうに言っている場面が好きなんだけど、その音声も入っていて一人ニヤニヤしてしまった。

Stevejobs iphone

ほんと、楽しそう。iPhone発表時のKeynoteはSteve Jobsのkeynoteのなかでも特に面白くて、個人的にはSteve Jobsのkeynoteのなかでは一番好きです。

そしてこちらがTim Cookのコメント。

Timcook comment

A message from Tim Cook, Apple’s CEO.

Steve’s passing one year ago today was a sad and difficult time for all of us. I hope that today everyone will reflect on his extraordinary life and the many ways he mage the world a better place.

One of the greatest gifts Steve gave to the world is Apple. No company has ever inspired such creativity or set such high standards for itself. Our values originated from Steve and his sprit will forever be the foundation of Apple. We share the great privilege and responsibility of carrying his legacy into the future.

I’m incredibly proud of the work we are doing, delivering products that our customers love and dreaming up new ones that will delight them down the road. It’s a wonderful tribute to Steve’s memory and everything he stood for.

Tim

今日一日、iPhone 5を常にポケット入れて姪っ子の運動会の写真や動画を撮ったり色々調べものしたりネットの情報を見たり、iPadでメールチェックしたり、このエントリーもMacBook Airで書いたりしていて、まあ、そういうことです。

そして、この一年で変わったところと言えば、まあ色々とあるとは思うのだけど、iPhone 5やiPad miniの発表前の情報リークっぷりがひどくて、製品発表時の楽しみが減った、というのが個人的にはつまらなくなったというか。それでも、これからもApple製品は使い続けていくと思うし、なんだかんだ言いつつAppleの新製品発表は個人的には楽しみなイベントだったりする。

そういえば、Steve Jobs本、Audibleで聞いたのだけど、まだ読んでなかったなあ。読むかな。

スティーブ・ジョブス / Steve Jobs

スティーブ・ジョブス本、予約注文した。

もちろん、原文(英語)と日本語訳版、両方ね。

Steve Jobs
» Steve Jobs

スティーブ・ジョブズ I
» スティーブ・ジョブズ I

スティーブ・ジョブズ II
» スティーブ・ジョブズ II

にしても、日本語訳版はどうして二冊に分けられてるんだろうなー。単純に日本語に翻訳して分量が増えたからなのかなー。きっとそうなんだろうなー。

『ジョブス流を自分の力に!』

イノベーション!

スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則の著者、カーマイン・ガロ氏の講演に行ってきました。

» 7月7日(木)緊急開催!『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』刊行記念 著者来日イベント 「ジョブズ流を自分の力に!」 | 日経BP社 | Fans:Fans

日本で20万部売れたという、同様に「ジョブス流」プレゼンを掘り下げた『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則』の続編的な本著。まだ読んでいないのですが(というか昨日の会場で購入した)、ガロ氏の講演からそのエッセンスに触れることが出来ました。

とにもかくにも、ベースであったり基となるのは、PASSIONであり、VISIONである、というのが今回の講演のなかではエッセンスとして熱く語られていて、それに加えて本著のなかで全部で7つのPrincipleがまとめられています。これから本著をじっくり読んで、そのジョブス流7つのPrincipleに触れていきたいと思います。

また、本書の解説者でもある元アップルジャパン、現エバーノート日本法人の会長・外村仁氏とのトーク・セッションも内容の濃いものばかり。たっぷりと刺激を受けてきました。

僕は結構なSteve Jobsファンなので、講演のなかで紹介されたエピソードや言葉等々、知っているものもあったりしたのですが、改めてそれらを聞いて、また何というか背筋が伸びた、という感じです。

その後の懇親会で、ガロ氏に著書にサインをいただきました。

サインもらった

“I hope you enjoy these ideas.”とコメントを書いてくれました。ガロ氏の人柄がにじみ出ているようなコメントですね。

「Yes! I enjoyed and learned a lot! Thank you so much!!」と、コメントを見て思わず言っちゃいましたよ。

それと、懇親会自体も賑やかで楽しいものでした。ジャンケン大会で外村氏が用意されていたAngry Birdsのぬいぐるみをゲットできなかったのが、悔しかった…。

See also

スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則
» スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
» スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則