Category Archives: Mac

自宅のRAW現像/写真管理環境をリニューアルしたくなってきたぞ

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SIGMA DP3 Merrill, F5, 1/200s, ISO:200, Monochrome

SIGMA DP2 MerrillとDP3 Merrillでは、そのポテンシャルを最大限発揮するためにRAWで撮影している。SIGMAのRAWフォーマット(X3F)は、ぼくが写真管理、RAW現像ソフトとして使っているAdobe Lightroomでは対応されていないので、SIGMAから提供されている専用のRAW現像ソフト『SIGMA Photo Pro』を使ってRAW現像をして、JPEGかTIFFに書き出して、Lightroomに取り込んで、Flickrにアップする、というフローがどうしても必要になる。

※RAW+JPEGで撮影して、そのJPEGをそのまま使う、ということも出来るけど、そこは好みの問題というか、Merrill使っている以上はこだわりたいというか、せっかくだからRAWで撮ったものを専用ソフトで現像して、手間がかかったとしてもなるべくオリジナルから画質が劣化しないようにしたい、と思っている。この辺りの手間が面倒と感じたり、とにかく手軽に撮って、取り込んで、Flickrにアップしたい、ということであれば、そもそもMerrillシリーズじゃなくても良いわけで。

で、この現像ワークフローの中核をなす『SIGMA Photo Pro』の動きが、うちの環境だと結構遅いので、手間はいいけどそこは何とかしたいなあ、Mac買い替えちゃうかあ、どうしようかあ、という悩ましい話をただ語ってるのが今回のエントリー。

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キーボードコントロールを有効にした『Moom』がこれまたさらに便利

昨日のエントリーで書いたMacのウインドウサイズ操作アプリ『Moom』で、キーボードでのコントロールも有効にしたらさらに便利になりましたよ。

“Settings”から”Keyboard”のアイコンをクリックして、Keyboard control設定画面を表示。

moom with keyboard control setup

で、まずはKeyboard Controlを呼び出すHot key (キーボードショートカット)設定します(僕は「Command + Control + M」で)。そして、設定するとぐいっと下に設定画面が広がるので、どういうコントロールをするかをお好みで設定。

moom keyboard control setup detail

僕の場合、特に設定変更はせずに元々の設定で入っている「矢印キー + Commandでウインドウサイズを半分に(Arrow keys with Command held)」と「Spaceでフルスクリーン」ってのをよく使います。

あとHot key設定の下にある「Show cheat seat」チェックも最初のうちは入れておくといいかもしれないです。Keyboard controlを呼び出したときにチートシートも一緒に表示してくれるので。

で、設定が完了したら、指定したHot key(キーボードショートカット)でMoom Keyboard Controlモードに入れます。

moom keyboard control

これが表示された状態で設定してあるキーボード操作をすることで、ウインドウサイズを変更できちゃいます。

グリッドでウインドウのサイズ変更をしたいときはマウスオーバー、それ以外のフルスクリーンとか右半分、上半分、とかはキーボードコントロール、ってな具合に使い分けてます。これは本当に便利で快適。というか、MoomなしではMac生活が成り立ちませんです、はい。

Moom Moom Moom

@taguchiさんがこのエントリーで紹介していたMac OS Xのウインドウサイズ操作アプリ『Moom』が、やたらと便利です。

» 【ひとりStartMac】 さりげな〜くウィンドウの管理ができるMoomが便利だ! | IDEA*IDEA

まずは、100回まで起動できるトライアル版をダウンロードして使ってみたのだけど、これが便利で便利で、僕のMac生活にいきなり思いっきりフィットして、あっという間に100回起動してしまったので、App Storeから購入(600円)しちゃいました。

moom

通常のウインドウの緑の「最大化ボタン」にマウスオーバーすると、こんなん(↑)が出てきて、あとはワンクリックでサイズ変更。最大化、右半分、左半分、上半分、下半分、ってな具合のウインドウサイズが用意されていて、さらに設定でグリッドでサイズ変更もできちゃいます。このグリッドが何気に便利でよく使っています。

地味と言ってしまえば地味なアプリですが、この地味でさりげない感じがまたいいんです。これまでのMacの使い方にすんなりと追加されて、それでいて生産性をぐっと高める、って、そういうアプリって素晴らしいなあ、って思うんです。

» Moom · Many Tricks (公式サイト)

moom official site

最近購入したMac用アプリ

iMacを仕事用の端末としてもメインで使うようになってからおよそ1ヶ月経って、その間に試用していたいくつかのアプリを最近購入した。最近では、iMacを仕事用としても普段用としてもメインで使っているので、これらのアプリを購入したことで、生産性がぐっと上がった気がする。まあ、自己満足かもしれないけど。

というわけで、最近購入したアプリは以下の3つ。

  1. TextExpander
  2. MailActOn
  3. TaskPaper

今やこれらのツールなしでは生きていけない(大げさ)くらい、僕にとっての必須ツール。

TextExpander

Save time and effort with TextExpander! Whether it’s a simple email signature or several paragraphs of a standard response, you’ll love how easy it is to use TextExpander to avoid typing the same thing over and over.

TextExpander: Mac Typing Shortcut Utility Saves You Time!

テキスト入力の速度を劇的にあげてくれる便利ソフト。

例えば今日の日付を入力したいときに、いちいち全部入力しなくても登録したキーワード(snippet)を入力すると自動的に今日の日付に変換してくれる。あとは、メールの署名とか、電話番号とか、メールアドレスとか。とにかくよく入力するものや、いちいち全て入力するのが面倒なもの等を登録しておくと便利。

また、「自動的に入力」する方法も、「キーワード入力後、即変換」か「キーワード入力後、指定したキーを入力すると変換」が選べる。「キーワード入力後、即変換」の場合、例えば今日の日付用のキーワードを「ttoday」としておいたり「;today」というように頭に特定の記号を入れたものにしておく。僕もしばらくはこの使い方をしていたのだけど、「キーワード入力後、指定したキーを入力すると変換」のほうが自分には合ってることに、つい最近気づいた。なので、今の設定は「キーワード入力後、指定したキーを入力すると変換」の「指定したキー」を「tab」キーに設定してある。この設定で例えば今日の日付用のキーワードを「today」と登録しておいて、今日の日付に変換したい場合は「today」と入力した後に「tab」キーを押せば「2010-03-19」というように変換してくれる。これはLinux等のコマンド入力で使う「tab補完」的な使い方が出来て、個人的にはとても使い易い。メールアドレス等も頭の数文字をキーワードとして登録しておいて「tab」を押すことでメールアドレスを補完入力するようなイメージ。

こうやって書いてしまうと何だかややこしいような気もするけど、とにかく使ってみると、その便利さがやみつきになるのは間違いない、と思う。

MailActOn

Mail Act-On is very simple to use, just hit one or two keystrokes to organize your mail.  But don’t let this simplicity deceive you. Mail Act-On can be used to build very sophisticated rule based systems that will help you automate your organization more.

MailActOn

これもキーボード操作の生産性をあげるツール。Snow Leopard純正のMailアプリのプラグイン。Inboxにあるメールを別のメールフォルダに移動するアクションにキーボードショートカットを設定出来る、というシンプルだけど劇的に生産性を向上するツール。Inboxのメールを読みながら、サクサクとフォルダ移動できる。

TaskPaper

For Mac & iPhone users to make lists and stay organized. TaskPaper is a simple to-do list that’s surprisingly adept. Unlike standard organizers, TaskPaper gets out of your way so that you can get things done.

TaskPaper — Simple to-do list software for Mac & iPhone

シンプル・イズ・ベスト、なToDo管理ソフト。テキストエディタに記入する感覚でToDoを管理できて、かつキーボードショートカットも充実している。これまでは、ToDo管理にcheck*padやRemember The Milkを使ったりしていたけど、僕の中ではこのTaskPaperが最強。

Macのスピーチ機能が思いのほか凄すぎてびびった

Macには、選択したテキスト(英語)を話す機能がついているということは何となく知っていたのだけど、実用レベルの機能ではないのだろうなと思い込んで、これまで使ってなかった。で、さっきふと試しにMacに話させてみたら、これがもうあまりにスムーズに喋るのでびっくりしてしまった。

仕事では、メールも資料も参考にするWebサイトも8~9割方英語なので、これからは英語の勉強も兼ねて、どんどんMacに喋らせることにした。さっき試しに技術的な資料を喋らせてみて気付いたのだけど、(人それぞれだと思うけど少なくとも僕は)読むだけよりもより理解が深まるようだ。

この「Speech」機能が素晴らしいのが、Mac OS Xのほとんどのアプリケーションに対応しているというところ。MailやSafariはもちろんPreview(PDF閲覧ソフト)にも。Microsoft Office for Macには対応していないようなので、Macに資料を喋ってもらいたければPDFに変換すればOK。

「Speech」で喋る人も、一人だけではなく、男性・女性とそれぞれ何人か選べる、というのもまた面白い。僕は何人か試してみて、結局デフォルトの「Alex」の話し方が一番聞き取りやすかった。

それと、当然「Speech」機能を呼び出すキーボードショートカットキーも設定できる。僕は「Control + Command + S」を設定した。英語のメールやサイト、資料(PDF)で喋らせたいテキストを選択して「Control + Command + S」を押せば、Macが喋る。しかもスムーズに。これは思いのほか便利。これまでこの機能を使っていなかったのが本当に勿体なく思える。この機能を数年早く知っていていれば、英語がもっと上達してたことは間違いない。

あ、あと「Speech」には時報の設定もあって、Macに1時間/30分/15分毎に時間をお知らせしてくれるように設定することも出来る。試しにこれも設定してみたけど、集中して仕事してると急に喋られてびっくりするので、時報機能はOFFにした。

Mac OS Xのプリインストールアプリが結構使える

前回のエントリー(仕事環境をiMacにswitchした)でもちらった書いたのだけど、Mac OS Xにプリインストールソフトされているアプリが結構使えるってな話を今回は書いてみようかな、と。

前回のエントリーで触れたのは、Windowsでは必須だったSSHクライアントアプリが必要ないって話。Mac OS Xではプリインストールされているユーティリティソフト、ターミナル(terminal.app)からSSH接続できるので別にソフトをインストールする必要がない。このターミナルソフトは見た目やフォントも簡単に変更できるし、使い勝手もなかなかよい。それにUnixなコマンドを使えるっていうのが思いのほか便利。

ターミナル以外のプリインストールアプリでよく使っているのが以下。

  • Mail
  • Safari
  • iCal
  • 辞書 / Dictionary
  • Spotlight

MailやSafari、iCal等は、普通に使えて当然といえば当然。

で、個人的に特に便利だなと感じているのが、「辞書」と「Spotlight」。

辞書 / Dictionary

辞書の何がいいかって、搭載されている辞書がいい。デフォルトで搭載されている辞書は以下の通り。

  • プログレッシブ英和・和英中辞典
  • New Oxford American Dictionary
  • Oxford American Writer’s Thesaurus
  • 大辞泉
  • 類語例解辞典
  • Wikipedia
  • Apple Dictionary

これらの豊富な辞書が入ったアプリを、キーボードショートカット(調べたい単語上でctrl + cmd + D)で一発で呼び出せるのがまたいい。MailやSafari、またはPreview等のアプリで英文の文章を読んでいるときに、ささっと調べることができる。それに、どの辞書の検索結果を最初に表示するか、といった設定ができるので、僕は英語の勉強もかねてまずは英英辞書(New Oxford American Dictionary)が表示されるように設定している。

Spotlight

SpotlightはMac内のデータを検索するアプリ。だけど、僕はデスクトップ検索としてよりも、アプリケーションラウンチャーとして主に使っている。Macのアプリケーション起動ソフトの定番は、Quicksilverってソフトのようだけど、個人的にはSpotlightで十分使えている。

アプリを起動したいときは、Spotlight呼び出しキーボードショートカット(ctrl + space)を押して、起動したいアプリ名を入力すればSpotlightの検索結果に瞬時に表示され、Enterで起動できる。またアプリ名は全て入力しなくても、インクリメンタル検索するので、例えば「Dictionary」を起動したいときは、「dict」あたりまで入力するともう検索結果に「Dictionary」アプリが表示されている。

さらに便利なのが、Safariに登録してあるブックマークも検索対象となっているところ。アクセスしたいページにもSpotlight経由で一発でアクセスできる。これがなかなか便利。

そんなわけで、一度MacにSwitchしてしまうともうWindowsには戻れない、ってのをつくづく感じている今日この頃です。

仕事環境をiMacにswitchした

昨年10月にiMacを購入してからも、仕事用としてはWindows XPを積んだThinkpad T500を使っていたのだけど、1週間程前にふと思い立ち、仕事もiMacでやっていくことにした。

というわけで、WindowsからMacへのSwitch雑感など。

WindowsからMacへのSwitch作業記録

  • 会社のメールサーバーはMicrosoft ExhangeでIMAPに対応しているので、Max OS X純正のMailにアカウントを設定。
  • Address bookにLDAPのアカウントも設定して、Exchange Server上のグローバルアドレスブックにもアクセス可能に。
  • 仕事用データを全てiMacにコピー(外付けハードディスクにバックアップしてあったデータから)。

Windowsの仕事環境をMacに移行するのに必要な作業はこんなもんで済んだ。あとは移行、というよりも仕事に必要なソフトをインストールしていく。

Mac OS Xに仕事に必要なソフトをインストール

  • CyberDuck – FTP, SFTPソフト
  • Microsoft Office for Mac (iWorkやOpen Officeっていう選択肢もあったけど、無難にこれにした)

仕事に必要なソフト、といっても上記くらいなもの。WindowsではSSHクライアントソフト(putty)が必要だったりしたのだけど、Mac OS XではTerminalからSSH接続できるので必要ない。Terminalの見た目やフォントも柔軟に変更できるのがいい。

その他、以下の(個人的に)必須ソフトは既にインストール済み。

  • Skype
  • Dropbox
  • Evernote
  • Twitter client app (Echofon)

また個人用のメールやカレンダーは、GMail/Google Calendarを使っているので移行の手間はなし。ブラウザは、WindowsではGoogle Chromeを使っていたけど、MacではSafariを使っていくことにした。今のところ、特に不便は感じていない。

というわけで、ほとんど苦労せずSwitchが完了して、ほとんど苦労せず普通にMacで仕事できている。これまでは、何となく仕事用としてはやっぱりWindowsだよなあ、なんて思っていたので、仕事でMacを使うことは考えていなかった、というよりも敬遠していたのだけど、Switchしてみると全く問題なく、むしろ生産性が高まった(ような気がする)。

まあ、そうは言っても、Macに完全Switchしてみて良い点もあればちょっと不便な点もあるにはあるので、その辺りはまた別のエントリーで書く(と思う)。

アップル – 「Start Mac体験モニター」応募

申し込んだ。意気揚々と申し込んだ。

先走って、[Mac]カテゴリーも作っちゃった。選出されたい。選出されたら、あんなことやこんなことも試したい。

「Start Mac体験モニター」選出の発表は、2007年5月上旬に、アップルのホームページにて掲載するとともに、該当者にはEmailで連絡させていただきます。

アップル – 「Start Mac体験モニター」募集