「英語を聞く・話す」を徹底的に勉強・練習するならこれ – 究極の英語学習法K/H Systemシリーズ

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こちらのエントリーで、『英語を聞く・話す、について、勉強・練習するのに「この一冊」というお勧め本』を紹介するエントリーを書く予定と言ってから、もう三ヶ月も経ってしまった。頭の中では書こう書こうと思っていても、ちゃんと書かないとな、なんて思ってしまって、なかなか書けずにいたのだけど、そろそろ書いたおこうということで。

【参照】
» 英語に対する壁をあっさり取っ払ってくれて、英語が読みたくなる本 – 『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』
https://heydays.org/2016/02/big-fat-cat.html

とういわけで、いきなり結論を書いちゃうけど、こちらが「この一冊」。

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» 究極の英語学習法K/H System (入門編) (Amazon)

この本に書かれている勉強法・練習法に忠実に従って勉強し、繰り返し練習することで、僕の英語リスニング、スピーキング、そして読解力も飛躍的に向上した。そして、今でも英語を継続して勉強・練習する際に基本的な考え方になっている。

どういった内容の本か、概要はAmazonの商品説明が分かりやすい。↓に引用したので、まずはざっと読んでもらえればと。

同時通訳方式の学習法とは、聞いた英語の後について同じように復唱する「シャドーイング」、スピーチを一定の長さまで聞いてから口頭で再現する「リテンション」、意味のかたまりで聞き取っていく「スラッシュ・リスニング」などだ。一見難しそうに思えるが、付属CDを聞きながら学習を始めると、そんな不安は払拭される。著者2人の掛け合いで進む講義はラジオ講座のようにわかりやすい。シャドーイングなどの訓練法も実演されるので、学習者はそれに倣って練習できる。新しいスポーツを教わるときのような感覚で取り組めそうだ。
使われる素材は、アメリカ人のゼネラルマネジャーが行った8分程度のスピーチだけ。これを同時通訳方式のさまざまなテクニックを使って、徹底的に学習する。素材はたった1つでテクニックが多彩なのが特徴だが、身につけたテクニックは他の素材にもそのまま応用できる。また、英語のリズムをはじめ、リエゾン(音の連結)、強勢、あいまい母音といったリスニングやスピーキングに不可欠な知識も身につくようになっている。

Amazon.co.jp: 究極の英語学習法K/H System (入門編): 国井 信一, 橋本 敬子: 本

特に「シャドーイング」、そして、一つの素材(英語の短時間のスピーチ)をひたすら分析して、練習する、というところが効いていると思う。短いスピーチだけど、音のつながり具合、音の強弱のつけ方、読解力向上にもつながる英語の意味の切り目等々、驚くほどの情報が詰め込まれている。

この「一つの学習素材を徹底的に、繰り返しやりぬく」というのは、僕のこの本以降の英語勉強・練習方法を根本的に変えてしまった。それまでは、色々な教材を買っては試して、最後までやれなくて(つまり飽きて)、また別の、その時話題になっているような教材を試して、また飽きて、ということを繰り返していたのだけど、それがどんなに無駄だったことか。

前回のエントリーで紹介した「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」なり、この「究極の英語学習法K/H System (入門編)」なり、自分にとってこれだと思う教材をひたすら繰り返しやる!というのが、色々な教材に手を出すより、一番効果があると思う。

この「究極の英語学習法K/H System (入門編)」は、手を抜いて、というか、何かやりながらできるような教材でもなく、この勉強をするぞ!という時間を確保して集中してやることが重要だと思っている。忙しい中で、10分でも20分でも、このテキストを勉強・練習する時間を毎日作ることができれば、半年、いや三ヶ月で、相当英語力は上がると思う。そういう時間を取ることが忙しい中ではなかなか難しいだろうし、モチベーションを維持するのもチャレンジングだとは思うのだけど、英語学習において近道はまずないので、腹を決めてやっていくしかないのだよね。

ただ、そういう腹を決めて、やれば、その分、必ず結果が出るし、万が一結果がすぐに出なかったとしても、努力は無駄にはならずに、やったらやっただけ身に付いているものがある、はず。

See also

K/Hシステムを僕が勉強していた頃は、「入門編」「入門編 ワークブック」のみだったのだけど、「はじめてのK/Hシステム」という本が最近出たようだ。

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» CD付 究極の英語学習法 はじめてのK/Hシステム (究極の英語学習法 K/Hシステム シリーズ) (Amazon)

僕は読んだことがないのだけど、「はじめての」ということなので、「入門編」の前に読んだ方がいいかも。僕も読んでみようかな。

おそらく、「はじめての」だけでも効果はあると思うけど、その次のステップとして「入門編」そして「ワークショップ」もやった方がいいかと。それぞれ毎日、じっくり時間をかけてね。

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» 究極の英語学習法K/H System (入門編) (Amazon)

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» 究極の英語学習法K/Hシステム入門編 ワークブック (Amazon)

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