『アンドレアス・グルスキー展』を観てきた

upload

国立新美術館で開催されている「アンドレアス・グルスキー展」を観てきた。

行こう行こうと思いつつタイミングを逃していたのだけど、来週末の三連休で東京での開催が終了してしまうし(9/16で終了)、終了が近づけば結構混むだろうなあ、ということで、平日の午後に行ってきたのだけど、それでも結構混んでいた。

「アンドレアス・グルスキー展」に関する詳細情報は以下のリンク等にて。

» ANDREAS GURSKY | アンドレアス・グルスキー展(公式サイト)
» ANDREAS GURSKY | アンドレアス・グルスキー展(Andreas Gursky) | 国立新美術館 | IMA ONLINE

ドイツの現代写真を代表する写真家、アンドレアス・グルスキー(1955年–)による日本初の個展を開催します。 ドイツ写真の伝統から出発したグルスキーは、デジタル化が進んだ現代社会に相応しい、すべてが等価に広がる独特の視覚世界を構築し、国際的な注目を集めてきました。

国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

「写真家」であるアンドレアス・グルスキーの作品には、デジタル処理によっていくつかの写真を組み合わせていたり、背景を消していたりしているものもある。それらは抽象絵画のようなんだけど、けどやっぱり写真だし、その境界というか、それが写真なのか絵画なのか、ということも考えたりしつつ鑑賞した。ただ、それぞれの作品のスケール感に圧倒されて、そんな考えは途中からすっ飛んでいただのけど。

今回の個展で展示されている作品は、アンドレアス・グルスキー自身が厳選したものが展示されているのだけど、年代順、シリーズ毎、サイズ等に分けて展示されているわけではなく、数メートル四方の作品、数10センチメートル四方の作品がランダムに展示されている。年代順/シリーズ毎に分けられていない分、ひとつひとつの作品に集中してしまう。そんな作品が全部で約65作品展示されていて、そのひとつひとつに魅入ってしまうので、ゆっくりたっぷりと時間をかけて鑑賞してきた。

今回、音声ガイド(500円、ナビゲーター:石丸幹二)を聞きながら鑑賞した。全展示作品のうち、17作品のガイド、3つのスペシャルトラックを聞くことができて、とても充実していた。合計所要時間約30分で内容が充実したこの音声ガイドは、かなりお薦めかな、と個人的には。入館時に配布される展のガイドペーパーにもいくつかの作品の説明が書かれているのだけど、そこで書かれていない情報も音声ガイドでは聞くことができるので、その辺りもお薦めなポイント。

それと、約433万ドルというとんでもない価格で落札された代表作のひとつ「ライン川 II」も展示されているので、これも必見。

グルスキーは、2001年にニューヨーク近代美術館(MoMA)で大規模な個展を開催し、一躍世界にその名が知られることになりました。 代表作のひとつである《ライン川 II》が、2011年11月に、クリスティーズ・ニューヨークで現存する写真家の作品として史上最高額となる約433万ドル(日本円で約3億4千万円、当時のレートによる)で落札されたことでも世間を賑わせました。

見どころ | ANDREAS GURSKY | アンドレアス・グルスキー展

アンドレアス・グルスキーの作品は、インターネット上や雑誌、写真集等でも見ることができると思うのだけど、数メートル四方という巨大サイズにプリントされた作品というのは、なかなか直接観る機会はないと思うので、本当観れて良かったし、少しでも興味がある人なら、絶対に観ておくべし!と思う。実際に観てみると、描写の細かさ等にももちろん息をのむのだけど、やはりその世界観に圧倒されて、入り込まれる。「99セント」や「F1ピットストップ」「ピョンヤンI」「マドンナ I」「東京証券取引所」等の代表作のスケール感や世界感は実際にあの巨大サイズで鑑賞したいし、そして個人的には特にやはりあの巨大サイズの「カミオカンデ」をこの目で観れた、というのにはかなり興奮した。それと、「フランクフルト」はデジタル処理で綿密に作り込まれた作品で、しばらく観続けてしまった。

次に、この規模で個展が開催されるのはいつになるか分からないので、今回観れてよかった。終了前にもう一回観に行くかも。

Andreas Gursky
» Andreas Gursky

Leave a Reply

Your email address will not be published.

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.