Monthly Archives: March 2009

What if Google was wrong?

R0011002 メルボルンですれ違った外人さんが着ていたTシャツに書いてあった言葉。

 WHAT IF GOOGLE WAS WRONG?
 (もし、Googleが間違ってたとしたら?)

 Googleへの依存が日に日に高まっていくインターネットの世界に投げかける言葉としては、最高にシャープでウィットに富んだ言葉だなと個人的には。あまりにGoogleに頼りすぎるのも、考えものなのかもしれない。

メルボルンへゴーバック

20090227-R0010857.jpg 早めに帰国できて良かったよなんて喜んでいたのも束の間、呼び戻されてしまった。正直、きつい。体力的にも、精神的にも。そうはいっても、いかんともしがたいのでがんばるしかないのだけど。

前回の滞在時は、仕事が忙しいのと英語がうまく通じないのとで、大分ストレスを感じていたので、あまり楽しめなかった。今回はプロジェクトが佳境を迎えるタイミングだし、英語のレベルも変わっていないので状況は変わらないが、ここはひとつ「全ては捉え方次第」という僕のモットーに基づいて、何でも前向きに楽しんだろ、という「捉え方」をしていくことにする。

楽しもうと思えば、楽しみはいくらでも見つかるもので。写真を撮ったり、長い飛行機移動中に腰を据えてじっくりと本を読んだり。あとは、たくさんの国の人間が集まっているプロジェクトなので、彼らとの会話を楽しむことはもちろん、仕事スタイルや時間の使い方・過ごし方等々を観察して、文化の違い等を意識するのも面白い。そういった違いを知り体感することは、こども英語教師として経験値アップにつながるはず。

まあ、あとは何とか時間を作って、もう少しメルボルン市内をぶらぶらとそぞろ歩きながら、スナップ写真を撮りたいだな。街中をトラムが走っていたりして、東京とは街の表情が結構違うし。

Jinglishの限界を痛感したメルボルン出張

R0010692 20日間近い予定だったメルボルン出張が、プロジェクトのスケジュール変更で1週間ほど短縮となり、昨日帰国した。

今回の出張で、これまでにないほどに痛感したのが、英語力不足。特に、Jinglish(Japanese English)特有のくせが抜けてないと、こっちが言っていることが通じない、という場面が何度もあった。

「Sydney」を日本語と同じように「シドニー」と言っても通じない。「Sydney」の真ん中にある「d」という音が日本語にはないからだ。「d」を「ド」と言わずに、がんばって「ドゥ」と言っても、なかなか通じなかったりして、「ド」を「ドゥ」にすればいいというような単純なものではないということを痛烈に体感。

今運用しているこども英語クラスでは、4月からフォニックスを中心としたテキストを使っていく予定だが、僕自身、もっとフォニックスの勉強・特訓が必要だ。

なんで英語やるの』では、このあたりの英語の音の習得に関して、とても興味深い内容が載っていて、今じっくりと読んでいるところ。この本は、こども英語クラスの運用に対する心構えや方針を強く揺さぶる内容となっていて、今後のこども英語クラスの在り方、カリキュラム、子ども・親との接し方に強い影響を与えてくれそうだ。