Monthly Archives: December 2008

RICHO GX200がほしくなってきた

RICOH デジタルカメラ GX200 ボディ GX200

いや、特に昨年買ったD80(参照)に不満があるわけでもなく、むしろ一眼レフで写真を撮るのが益々楽しくなっている今日この頃なんだけど(特に単焦点レンズでの撮影(参照)は至福のひととき)、欲しくなってしまったのだよ、RICHO GX200。GX100の頃から気になっていたのだけど、この間、GX200をビックカメラで触ってしまったら、もうたまらなくなってしまった。GR DIGITALも捨てがたいけど、やっぱりGX200が欲しい。

GX200が欲しくなった理由は色々あって、その機能自体に惚れたってのももちろんあるけど(特に単焦点レンズ好きには嬉しいステップズーム機能)、それよりも、もっと気軽に日常的にスナップ写真を撮りたいなって思い始めたのが一番の理由かなと。犬を飼い始めてから、撮る写真が犬の写真ばっかりになって、それがD80を購入したことでさらに加速してしまって、元々好きだったスナップ写真を全然撮らなくなってしまった(出張や旅行行ったときは撮るけど)。それに気づいているなら、D80でスナップ写真撮ったらいいじゃん、って話になるんだけど、いかんせん一眼レフを持って出社するわけにもいかず、普段の日常のなかからちょっとズラした世界をスナップするのが好きな僕としては、やっぱりコンパクトデジカメをいつも鞄に忍ばせておきたい、って思うようになったというわけだ(携帯についてあるカメラは、どうしても好きになれないので端から対象外)。

FUJIFILM FinePix F10 デジタルカメラ

んで、コンパクトデジカメがいいなら、以前に買って愛用していたFUJIFILM FinePix F10をまた引っ張り出してきたらいいじゃんか、って話にもなるんだけど、ここがまた厄介な話で、一眼レフの画質に慣れてしまうと、コンパクトデジカメにもある程度の画質を求めるようになってしまうんだ、これが。それにRAWで撮りたいし。

RICHOの高級コンパクトカメラは、銀塩時代にGR-1を使っていたこともあって、その質の高さは体感していたこともあり、高級コンパクトデジタルカメラ、って考えると真っ先にGR DIGITALが浮かぶんだけど、そこに割り入ってきたGX200に心を奪われてしまったのだ。

と、まあ長々と書いたけど、とにかく欲しい、GX200。多分、買う。近々、買う。

あ、あと蛇足だけど、この間ビックカメラでGX200を触ったときに、VF(液晶ビューファインダー)を覗いてみた。角度も変更できてなかなか面白いのだけど、何だか井戸の中を覗いているみたいで、D80の超クリアなファインダーに慣れてる身としては、かなり物足りない、というか使えない。ので、GX200を買うとしたら、VFはいらない、かな。

高校の英語授業を英語で指導する?無理無理。

高校の英語の先生たちの中には、頭を抱える人も少なくないだろう。

「英語の授業は英語で指導することを基本とする」

13年度から全面的に実施される高校の学習指導要領案が公表され、初めてそんな一節が入ったのだ。

指導要領は、文部科学省が小学校から高校までの学年ごとに教える内容や時間数を定めたものだ。ほぼ10年ごとに改訂されている。

それにしてもreally(本当)?と、いいたくなるお達しである。asahi.com(朝日新聞社):社説

いやあ、これは厳しい。というか、難しいんじゃないかな。この記事のなかでも書いてあるとおり、英会話教室のような会話等のレッスンは英語オンリーで何とかいけるとしても、文法の説明等を高校の英語教師ができるとは思えないし、できたとしても文法の説明を英語でされても生徒たちが理解することは出来ないんじゃないかなと思うのだけど。

中学校から英語の授業が始まって、高校までで合計6年間、大学でも英語の授業を受けるとしたら、10年近く英語の授業を受けているのに、英語が全然話せない日本人が多いというこの現状を打破するために、今回のようなお達しになったのなかとは想像するけど、いくらなんでも「英語の授業は英語で指導することを基本とする」というのは無理がありすぎる。というか、方向性がずれすぎ。

現実的な解として考えられるのは、文法を中心としたこれまでの英語の授業は継続して、それ以外にリスニング・スピーキングに特化した授業を設けるということくらい。それもなるべく多くの時間を、リスニング・スピーキングに当てることが重要。

と書いているうちに、最近読んだ英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法 を高校の授業で3年間みっちりやればそれでいいんじゃないかなとと思ったりもした。この本に書いてある内容を素直に実行していけば、英語話せるようになれると思う。本当に。

See also

エンジェルソフト @VIE DE FRANCE

 平日は、ほとんど毎日のように食べているVIE DE FRANCEのエンジェルソフト(アップル&チーズ)。

いや、本当うまいんだ、これが。特に焼きたてが旨い。そうでなくてもうまいけど、焼きたてだと中のクリームチーズとアップルの旨さがなお際立つ。

なので、VIE DE FRANCEに入って、エンジェルソフトに焼きたて札が立っていると、心の中で小躍り。時々だけど、このエンジェルソフトが売り切れていて、かつ焼き場から出てくる気配がないときなどは、その日一日のやる気をごそっとそがれるくらいの勢いで、凹む。

 そんなわけで、今日もまたエンジェルソフト買って、カフェラテと一緒に素敵な午後のお茶タイムを過ごしたのだけど、そんときにふと思ったことが。

 ここ一週間ほど、風邪をひいたのかせきが止まらなくて大分参っている。んで、VIE DE FRANCEのようにパンを裸で陳列してお客がセルフピックアップするシステムって、パン屋さんだとよくあるけども、風邪を引いたお客さんが陳列されたパンの前でせきしたりすると、思いっきりウイルスがパンにかかるんじゃないかなと心配になった。特に、これから冬が厳しくなるにつれて、インフルエンザの心配も出てくるので、なおさら。

そういうウイルス関連に限らず、ああいう陳列システムって衛生上どんなんだろな、とふと思って、ちょっと考えさせられた。食の安全が脅かされている昨今、製造工程で衛生管理をどれほど徹底しようと、店に並んだ時点で無防備になるのは、このパン陳列販売システムに限らず、スーパーでもコンビニでも同様だよな、と。まあ、そんなこと言ってたら、何も買えなくなるのでね、言っても仕方ないのだけど。

ただ、食の安全云々が騒がれるときに製造側ばかりが取り立たされて、販売側に潜む危険性にはあまり触れられないのは何でなんだろうな、と、思った次第。

 ま、いっか。腹へってきたから、もう一個エンジェルソフト買いに行こう。

珍しき こともなき世を 珍しく

・ニュースでよくやってる話を、そのまま、

「世の中はそうなっている」と思うのは、

間違いだということになるわけです。

「珍しいこと」をニュースとしてやっているんだから、

それは、つまり世の中では「珍しいこと」なんです。

ガソリンが180円もするのは珍しいこと、

大学生が大麻吸ったり育てたりするのは珍しいこと、

総理大臣が漢字を読みまつがったりするのは珍しいこと、

ノーベル賞もらうのは珍しいこと‥‥。

そういうことが、珍しくなくなったら、

もう、すっごい世界になってると思いますよ。

‥‥ということは、

暗いニュース、ろくでもないニュースばかりが、

次々に聞こえてくるっちゅうことは、

ほとんどの人が、ふつうに暮らせているということ?

「あると思います!」ですよね?

ほぼ日刊イトイ新聞 – 今日のダーリン

 まったく、いつもダーリンの話には、開眼させられる。

ニュース = 珍しいこと。ニュースだけ見て、世の中を知った気になるのは、大間違いだ。世の中は、自分の周りにある。自分の五感が直に感じるところが出来るところに世の中ってのはある。そして、そんな自分の周りにある「手の届く」世の中に、大切なものは、ある。そういうことなんだな、きっと。

君の心臓の鼓動が聞こえる場所

 昨日、観てきた。

君の心臓の鼓動が聞こえる場所 – 演劇集団キャラメルボックス

あっという間の二時間。個人的には号泣するような内容ではなかったけれど、しんみりと心に染み入る、そんな物語だった。カーテンコールは4回も。

 カーテンコールといえば、いつも不思議に思うのだけど、あれってなぜか、「これが最後のカーテンコール」っていう意識が観客の間で共有されてるんだよね。昨日の「カーテンコール4回」というのは比較的多いほうだと思うのだけど、3回目のカーテンコールが終わっても帰ろうとする観客はいなくて、4回目が終わると申し合わせたように、ざわざわと観客みんなが帰り支度をし始めていた。特に仕組みや理屈なんてあるわけでもなく、なんとなーく共有意識が出来上がっているんだろうなあ、きっと。

演劇のカーテンコール以外にも、「申し合わせたわけでもないのに、なんとなーく共有意識が出来上がっている」っていう場面が他にもあるか、ちょっと考えてみたけど、すぐには思い浮かばなかった。なんかあるかな。どうでもいいんだけどさ。

絵本読み聞かせは楽しい

今回のレッスンでは、以下絵本の読み聞かせを行った。こども英語クラスのレッスンで、時々絵本の読み聞かせのみレッスンを行うのだが、これがまた楽しい。4回のレッスン毎、とかもっと計画的に盛り込んでいってもいいのかもしれない。

Happy Dog, Sad Dog
Happy Dog, Sad Dog

「Happy Dog」「Sad Dog」、「Big Dog」「Little Dog」といった反対語を分かりやすくてカラフルな絵とともに繰り返す絵本。読み聞かせたあとに、「What the color of “Happy Dog”?」や「What dogs with Green? 」のようなクイズを行うと盛り上がるし、真剣に内容を聞こうとする。

Hug
Hug

これは大人でも泣ける絵本。内容ももちろん、登場する動物の絵がダイナミックで楽しめる。

アラフォーの意味

芸能会見 流行語大賞は「グ~!」「アラフォー」 : ニッカン動画

 今年の流行語大賞の話がニュースでチラホラ流れ出して、そこで初めて「アラフォー」なる言葉を知った僕は、流行にとてつもなく後れてるってことなんだろな。

さらに、流行語大賞のニュースなんて真面目に見ないし聞かないので、「アラフォー」ってのが、またどうしようもないお笑い芸人のどうしようもない掛け声だか何だかで毎年毎年しょうもないもんが流行語になるよなあ、なんて思っていた。

そしたら何日か前に電車でボーっと見かけた中吊り広告に「アラフォー = アラウンドフォーティー」なんてことが書いてあって、なるほどなーと思いつつ、やっぱりくだらないなあ、とため息ついていたのも束の間、今度は今朝のNHKニュースかなんかで、「アラサーの女性が云々かんぬん」ってなニュースをやっていて、さすがにそれは「アラウンドサーティー」ってことがすぐに分かったけど、さらに深いため息が出ることになったのは言うまでもない。

 それにしても、流行語大賞ってのもよく分からない賞だ。これまでに流行語大賞で出てきた言葉が自分の周りで流行していたってことが一度もない気がする。要はTVの中とかニュースとかマスコミの中ではやってる言葉ってことなんだよな、きっと。ああ、つまりあっちの人たちが勝手に盛り上がって勝手に賞を与えて、それを話題にしてまた勝手に盛り上がってるってことか。きっとそうだ。

 はあ、何だか力が抜ける。日本語ってもう滅びてんだな、としみじみ思わざるをえない、今日この頃だ。

朝の散歩も手袋がいる季節になってきた

 「寒くなってきたな」って何から感じるか、人それぞれだと思うけど、僕の場合、毎朝の犬との散歩でそれを感じる。

もう半袖じゃ寒いな、とか、マフラーしない首周りが冷えるな、とか。

今朝の散歩では、手が冷えて冷えて仕方なかったので、そろそろ手袋がいるな、と、ああ、いよいよ本格的に冬突入だな、と感じた。これがさらに冷えてくると、耳当てが必要になってきて、そうなるといよいよ真冬なわけで、暖かい春が待ち遠しくなってきたりもする。

 うちの犬たちは暑さに弱く、夏は散歩に行けない、行けたとしても短時間、で、暑いのがあまり好きではない僕にとっても、夏の散歩は決して楽しい時間とは言えないのだけど、冬の散歩はかなり長時間歩いても気持ちいいので、最近は朝の散歩が楽しみで楽しくて仕方ない。いい運動にもなるし。

散歩のときに、英語のポッドキャストをシャドーイングするのが最近の個人的なブームなんだけど、これは英語のスキルアップにとても良いのでは、と最近改めて思うようになってきた。それについては、気が向いたらここで書いてみようかな。