ビーズをつなごう

昨日は、フォトリーディング同期でコーチングの勉強をされているAさんと、コーチングの打合せを兼ねて飲んできました。
コーチングとはこういうもんだよ、ということを教えていただき、今後のスケジュール等を相談したあとに、飲みながら色々とお話をしました。お話というか、既にコーチングのセッションが始まっているかのように、Aさんに色々と質問をしていただいて僕が答えていたのですが、その割と短い時間の中で、今の自分の考えていることややるべきことが、かなり浮き彫りになりました。質問力って本当に凄いなと再認識。
Aさん曰く、「答えはほとんどあなた自身の中から出ているんですよ」とのこと。確かにそうかもしれません。何となく普段考えていることが質問によって具体的で明確になった、という感じです。的確な質問によってそれを導き出してくれたAさんに感謝です。
そんな昨日の話のなかで、Aさんが言ってくれたことで、凄く気が楽になったものがありました。


「ビーズをつないでいけばいいんですよ」
自分の使命とは、とか、自分が何をしたいのか、とか、そういうことをじっくり考える時間を持たなきゃいけないと思いながら、なかなかそれが出来ずにいて、それに対して焦りとか自己嫌悪的なものを感じている。というようなことを話したときに、Aさんが言ってくれた言葉です。
「普段の生活でちょっとした時間に、あれやろう、これやろう、とか、俺がやりたいのはこれだ、とか、思うことがあると思います。電車の中や待ち時間とか、そういうちょっとした時間に。そういう小さな思いを捨てずにつないでいけばいいんです。」
「書初めを書くように部屋で正座してじっくりと考えなきゃいけない、なんてことはないんです。」
自分の使命や価値観や目標をじっくり考える時間を持とう、というようなことはよく言われていることで、確かにそれは大事で、僕もそれをしなきゃ、ってずっと思っていたのですが、この言葉で大分楽になりました。
「普段の生活のそういう小さな『思い』というビーズが、ゴミ箱のなかでキラキラ光っているのが見えました。」
普段思っている小さな思いを大切にする、ということは、僕自身も最近意識していたはずなんですが、「でも書初めしないとなあ。正座して。」という囚われのようなものがあって、大切にしているつもりが、もしかしたらゴミ箱に捨ててしまっていたのかもしれません。
そういう小さな思い=ビーズこそ大切にして、こぼさないようにしていこうと思います。そうして集まった大切なビーズをつなぐことで自分の「道」というのが見えてくるような気がします。
集まったビーズをつなぐ、ということにも、ある程度時間を取る必要はあると思いますが、「書初めしなきゃ!」というのと「集まったビーズをつなごう!」というのでは、楽しさ感がまるで違うな、と個人的には感じます。
と、こここまで書いて、これって以前に読んで今も意識している岡崎太郎氏が考案した「モチベーションシート」そのものだな、ということに気付きました。僕も岡崎さんの本を読んで、以下のようなエントリーを書いているのに、「ビーズをつなぐ」ことの大切さを忘れていました。いかんいかん。
» [PR]夢が見つからない人のためのシンプルな習慣 1日3分「夢」実現ノート by 岡崎太郎
» [PR]「3日坊主」でも使いこなせる手帳術 計画ナシ!で夢が実現するシンプルな方法 by 岡崎太郎
» 俺流モチベーションシート
俺流モチベーションシートはやり方が若干変わってはいますが、基本(思いを残すこと)は変わらず継続しているので、ここらで一度ビーズをつないでみたいと思います。
Aさんと昨日話したことで思い出すことができました。ありがとうございます。「ビーズをつなごう」ということ以外にも、話すことで色々と見えたものがあり、本当に有意義な時間を過ごさせていただきました。これからのコーチングセッションが楽しみです。

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