Monthly Archives: July 2005

LifHacks EXPO 雑記(1) :: Getting Things Done (a.k.a. GTD)

LifeHacks EXPOに行ってきました。セミナーの詳細内容等は既に色んなとこ*1で紹介されてるので、そちらをご参考のほど。

このエントリーでは、セミナーで気になった内容や言葉、それと当日無料で配布されていた小冊子「LifeHacks デジタル時代の仕事術」を読んだ感想などをまとめようかと。

で、まとめ始めたら気になる言葉や内容が満載すぎて、えらい長いエントリーになってしまいそうなので、エントリーを分けることにしました。

  1. 『Getting Things Done』 – 田口氏の講演より (このエントリー)
  2. 『Simple is best』『「隠蔽体質」より「露出狂」に』 – はてな伊藤氏の講演より
  3. 『自分の便利が皆の便利に』- Six Apart宮川氏の講演より
  4. 『LifeHacks デジタル時代の仕事術』(無料配布でもらった小冊子)を読んだ感想

というわけで、まずは(1)Getting Things Done (a.k.a. GTD)


頭はHDDじゃない
人は想像できないことはできない
定期的にレビューをする習慣をもつ

田口氏の講演より

『頭はHDDじゃない』

頭は考えるところで何かを記録しておくためのものじゃないという考え。気になることは全て同じ場所にダウンロードしてしまえ、と。GTDのメソッドのひとつに「気になることを吐き出すときは3時間吐き出す」(ネタ切れでも無理矢理)というものがあるらしく、それを忠実にすると、頭スッキリ。あとは吐き出したものを分類するなりするだけ。

出来る人成功する人はメモ魔である、とは良く聞きますが、気になることや浮かんだアイデアを片っ端からメモることで、頭(=脳)をHDDとしてではなく、CPUとして考えることに使って色んなことを創造したり目標に向かって考えることに使ってるんだな、と思いました。

確かに、何か気になることがあったりアイデアが浮かんだりすると、そればっか気になっちゃいます。気になることは吐き出してGTDメソッドで処理して、アイデアはメモっといてあとで集中して色んなアイデアと一緒に考える、ということをしていきたいと思います。

『 人は想像できないことはできない』

ToDoリストにはNextActionを記述することでやることがイメージできる、という考え。これは自分の経験から激しく納得。例えば、「韓国旅行に行く」っていうToDo(ToDoっつーかしたいこと)があったとして、それをcheck*pad*2の「したいことリスト」のいち項目(タスク)として入れてたとしても、「あ~、韓国楽しそう~」っていう漠然としたイメージが浮かぶだけですが、それを「韓国旅行」っていうリストを作ってそのリスト中に「ツアーを調べて申し込む」「観光本買う」「パスポート探す」とかのタスクを落としてくと、その行動は具体的ににイメージできるので、すぐに行動に移すことができます。NextActionを意識して実行してると「そのタスクをやった!」っていう達成感もあって、すごく前向きになります。

『定期的にレビューをする習慣をもつ』

レビュー=自分の仕事を確認すること。講演では43Foldersのメソッド*3を紹介してました。レビューすることで、やることをもれなく管理できてしかもそれをもれなくやって終わらせていくことで頭がまたスッキリしそうです。

どんなに素晴らしい理論があっても、それをシステム化しないと意味がない

田口氏の講演より

Getting Things Done (a.k.a GTD)は、つまるところストレスフリーに仕事や物事をやっていくための理論ですが、その理論もシステム化して習慣化していくことで自分のモノになっていきます。既に世の中には色んなツールや方法論が出てきているので、それらをどんどん試し、さらに自分でしたいことがシステムやツール化されてなかったら考えて作って、自分なりのGTDメソッド(=LifeHacks)を形作っていきたいと思っています。(まずはGetting Things Done: The Art of Stress-Free Productivityを読破することが先決ですが)

あと、今回の話にはあんまり関係ないかもしれませんが、このまとめを書いていて、ウケる日記: 成功法則書を読んだ人が成功しない理由を思い出しました。

結論を言うと、

「やる」人が成功します。

その人が間違っていようが、正しかろうが、

「やる」人には、その結果が訪れるのです。

ウケる日記: 成功法則書を読んだ人が成功しない理由

Getting Things Doneとは、物事を効率的にストレスフリーに「やる」ためのメソッドです。自分の目標を漠然と考えているだけでは、なにもやれません。しなきゃいけないこと、したいこと、こうなりたいと思うこと、などを全部吐き出して、それに対しての優先度、重要度、NextActionを決めて、「やる」。

つまり、理想の成功法則書を描くのだとすれば、

その本を読むと

「やる気になり」

「実際に、やり」

「やり続ける」

この3つが自然に訪れる本だと思います。

ウケる日記: 成功法則書を読んだ人が成功しない理由

「やる気」になっても、「やる」ことがわかんないから「やれない」。まず自分は何をやりたいのか。それもGTDで発見できる気がします。そしてそれを「やり続ける」ためにも、GTDが効果を発揮しそうです。

話が思いっきり逸れましたが(笑)、今回GTDに関する講演を聞いて、

GTDで「やりたい事」を棚卸しして、GTDで「やり続けたい」

と思いました。日々のタスクをストレスフリーにやっつけていくことにもGTDは絶大な効果を発揮するとは思いますが、それだけではもったいないので、もう一歩踏み込んで、GTDというメソッドを願望実現のためのツールとして活用していきたいと思います。

>> 【(2)『Simple is best』『「隠蔽体質」より「露出狂」に』 – はてな伊藤氏の講演より】に続く

【参考】

*1:はてなブックマーク「LifeHacks EXPO」で検索した結果:http://b.hatena.ne.jp/search?word=LifeHacks+EXPO&x=0&y=0

*2http://www.checkpad.jp 田口氏が運営しているCheck List共有サイト。現在はベータ版としてテスト稼働中

*3:43Foldesのメソッドは「Getting Things Done (a.k.a. GTD) part (3)」(by Edmeisters Homepage)という記事に詳しく載ってます。

BBC News Alert

i d e a * i d e aで紹介されていた、『BBC News Alert』をインストールしてみた。

ニュースはいつもYahoo TopicsGoogle Newsで気が向いたらとりもめもなく読んでて、他のことに熱中すると、世界的に重要なニュースをリアルタイムで知ることができなかったりしたこともあったけど、このツールなら。情報の速効性ももうしぶんなし。

それにしてもi d e a * i d e aでは、いつもLifehacks的ナイス情報が紹介されていて、参考になります。

≫ テレビを見ない僕のとっておきの情報源 :: idea*idea http://www.ideaxidea.com/archives/2005/07/post_25.html

≫ BBC News Alert http://news.bbc.co.uk/2/hi/help/3533099.stm

はてなダイアリー市民

そういえば、この前のエントリーをアップしたらはてなダイアリー市民なるものになってた。こんなんがあるとは知らんかった。何か、色々とやれるようになるのね。

引き続き、何でもアップしてこ。けど、そろそろメインテーマみたいなのも決めたいなあ。ま、いっか。

Skypeの通信メカニズム

@ITでSkypeの通信メカニズムに関する記事が載ってました。

@IT ネットワーク管理者のためのSkype入門 第2回 Skypeの通信メカニズム

Skypeは普段から愛用していて、そのグレートな音声品質の恩恵を受けまくってます。特に仕事上海外とのやり取りが多いので、Skype導入してからは通信コストがかなり削減できています。音声だけじゃなくチャット部分もバージョンアップの度に絵文字が増えたりして、なかなか使い勝手がいいですね。当然ファイル転送も可能。手放せないツールのひとつですな。

んで、Skypeの通信メカニズム。なるほどと思えるものばかりです。

これに対しスーパー・ノードは、複数の通常ノードが接続してくるだけでなく、スーパー・ノード同士も接続して相互に通信を行っている。スーパー・ノードは、ノードとして自身が通話するだけでなく、コンタクト・リスト(接続先リスト)を処理し、通話のルーティングを行うことで、Skypeネットワークの一端を担う。不特定多数のノードがこのようなネットワーク管理を行うのが、PtoPネットワークの特徴である。

@IT ネットワーク管理者のためのSkype入門 第2回 Skypeの通信メカニズム

スーパーノードについては、前に何かで知っていたのですが、P2PネットワークとしてのSkypeのキモとなるメカニズムですね。どのPCがスーパーノードになるかは自動的に決定されるようです。

スーパー・ノードは、Skypeネットワークを担う重要なノードであるから、ネットワーク的な制限がなく、インターネットと高速なバンド幅で接続されており、長時間安定的に稼働しているものが望ましい。Skypeネットワークに接続したコンピュータがスーパー・ノードになるかどうかは、以下のような条件により決定されている。

  • アクセス可能性:ファイアウォールやNATによるアドレス変換が行われることなく、インターネット上の任意の相手と通信できるかどうか。
  • 起動時間:コンピュータを起動してから現在までの時間。これが長いほど、安定的に稼働しているコンピュータと見なされ、スーパー・ノードになる可能性が高まる。
  • 回線速度:高速な回線に接続されているコンピュータほどスーパー・ノードになる可能性が高い。

文献によれば、全ノードのうち、1%程度がスーパー・ノードになるように調整されているという。

@IT ネットワーク管理者のためのSkype入門 第2回 Skypeの通信メカニズム

高速インターネット常時接続の普及、エンドユーザーPCのハイスペック化、辺りの背景をうまく利用しているという感じですね。自分のPCがスーパーノードかどうかってのは、どうやったら判別できるんだろ。

Skype最大の特徴は、ファイアウォールやNATルータの存在によって、ほかのメッセンジャー・ソフトウェアやVoIPソリューションでは通信不可能な環境においても、外部と接続して会話できることだ。接続性を向上させるため、SkypeはファイアウォールやNATルータを越えるためのさまざまな接続手段を持っており、環境によってそれらを切り替えている

@IT ネットワーク管理者のためのSkype入門 第2回 Skypeの通信メカニズム

Skypeのもうひとつキモとなるところが、NATやファイヤーウォール配下のネットワークでも使えちゃうってとこです。これは他のメッセンジャーソフトに対して、非常に大きなアドバンテージになってると思います。

着信側がNATの内側に存在する場合 着信側がNATの内側に存在する場合、発信側はこれを直接呼び出すことはできない。スーパー・ノードは、SkypeクライアントとのTCPコネクションを持っているので、スーパー・ノードを経由して、着信側に呼び出しパケットを転送してもらう。続いて着信側が発信側に向けて音声パケットを送出させれば、NATがあっても問題なく双方向のパケット送受信が可能になる。

@IT ネットワーク管理者のためのSkype入門 第2回 Skypeの通信メカニズム

UDPである音声パケットをNATの内側にいるPCとこんな風に送受信しています。なるほど。UDP、TCP、NATの機能を組み合わせてかしこく利用してますね。これは着信側がNATの内側にいる場合のテクニックですが、発信・着信側ともNATの内側にいる場合も『UDP hole punching』っていう手法を使って解決しています。

UDPホール・パンチングの原理はこうだ。仮にコンピュータAとコンピュータBがそれぞれNATルータA、Bによってプライベート・ネットワーク内部にいるとする。 UDPホール・パンチングの原理 UDPホール・パンチングでは、まず一方が相手に向けてパケットを送出する。相手先はNATルータの内側なので、このパケットは相手に届かないが、NATルータAのNATエントリにAからBへのエントリが作成され、Bからのパケットを受信可能な状況ができる。次にコンピュータBは、あらかじめ知っているコンピュータAに対してパケットを送信する。今度はルータAのNATテーブルにエントリがあるので、パケットはコンピュータAに到着する。つまり、コンピュータAから送信されたUDPパケットに対する応答パケットを、コンピュータBが偽装することにより(送信されたパケットと同じポート番号を持つように、コンピュータB側でパケットを組み立てる)、あたかもUDPパケットの送信と、それに対する応答であるかのように見せ掛けている。

@IT ネットワーク管理者のためのSkype入門 第2回 Skypeの通信メカニズム

なるほどなるほど。これなら、両方がNATの内側にいても通信できるな。『UDPホール・パンチング』はここで初めて知りました。最近、丁度TCP/IPの復習をしていたので、NATテーブルのエントリを利用しているってあたりが非常に参考になります。音声通信はUDPですが、スーパーノードとの通信はTCP。うまい!なるほどなあ。TCPとUDPうまく使い分けてます。ホント参考になる。

とはいえ、

ただし、あらゆる種類のNATルータに対してこの方法が適用できるわけではなく、ある特定のアルゴリズムを使っている、一部のNATルータにのみ対応可能な手法である。

@IT ネットワーク管理者のためのSkype入門 第2回 Skypeの通信メカニズム

ということなので、未対応のNATルータ、又はファイヤーウォールを介す場合は、

このようなファイアウォールが利用されている場合、Skypeは、最後の手段として、各Skypeクライアントとスーパー・ノードとのTCP接続を利用して、音声パケットを中継する。ただしこの方法では、スーパー・ノードによる中継のために、システムやネットワークに負担がかかるし、遅延時間も大きくなるので音声品質などにも少なからず影響が出る。

@IT ネットワーク管理者のためのSkype入門 第2回 Skypeの通信メカニズム

と、スーパーノード経由でのTCPによる音声通信となります。スーパーノード大活躍です。この場合、音声品質は落ちるでしょうけどね。介すノードが増えますし、そのうえTCPなので。それでもここまで考慮して、高接続性を実現しているSkypeのテクノロジーには脱帽です。

PtoPなので、ユーザーがどんなに増えても、サーバの負荷があがるといったことがなく、音声通信もスーパーノードが最適なルーティングをするので、品質が落ちることもありません。SkypeがVoIPのスタンダードとなることは間違いないだろうし、既存の一般電話もおびやかす存在になってくんだろうなと思います。

ところで、TCP/IPの勉強をする際に、こういった事例があると非常に良いですね。今回のSkypeの通信メカニズムの例は、TCP、UDP、ポート番号、NAT、ファイヤーウォールと、TCP/IPでもキモとなる部分の理解にとてもいい助けになります。この辺をきっかけにして、もっとコアな部分の理解を深めていきたいと思います。

ちなみにSkypeには、PCから公衆回線(一般電話)と通話できる、Skype Outというサービスもあるのですが、これをこの間の上海出張中にホテルのインターネット接続(ADSL)で試してみたところ、音声品質が悪くて使えませんでした。色んな原因があるんでしょうけども。今度自宅か、他の国に行った時に試してみようかと。

写真は楽しいなあ

デジカメを買いました。

FujifilmFinepix F10。もの凄くいいデジカメ。

今現在、コンパクトデジカメでは最強カメラ。(超個人的意見)

何がそんなに最強かっつーのは、まあ色々あるんだけど、特に凄いのがバッテリーの持ち。フル充電で約500枚撮影可能。2,3日の旅行だったら、交換バッテリーとか充電器も不要でしょう。

あとは手ブレ補完としてISO感度が最高1600ってとこ。ISOがこんだけ高感度だと、部屋んなかでストロボなしで余裕で撮れる。お子の写真なんかもストロボなしで自然な感じで撮れるし。「高感度で手ブレ補完」っていう思想が他メーカーとは一線を画してます。いい。高感度でも十分な画質クオリティ。

とまあ、そんな最強カメラを手にしたもので、ガシガシ撮ってるわけだが、撮った写真を公開したり共有したりしたいもんだと思い、前から気になってた写真共有サイト『flickr』に登録。

http://www.flickr.com/photos/heydays/

この『flickr』がまたすごい。

世界中のユーザーの写真がみれるし、写真にコメント残したりできるし、もう本当楽しい。サイトを見てるだけでも楽しいけど、使ってみると更に楽しい。フリーのアカウントだとそんなに凄くないんだけど、有料のProアカウントにアップグレードすると、保存容量無制限(!)になります。

つっても月毎にアップロードできる合計容量が2GB(フリーだと20MB)っていう制限はあるんだけど。とはいえ、2GBつったら一枚の容量にもよるけど、一枚1.5MBとしても相当の枚数(約1,300枚)撮らないと使いきれない。実質無制限。撮ったまま圧縮せずにガンガンアップロードできるので、写真のバックアップストレージとしても最強。

というわけで、Proアカウント(2年:$47.99)を購入。(1年だと、$24.95)

Finepix F10もflickrもこれからガシガシ使い込んでくぞ、と。ああ、写真って楽しいなあ。

乗馬

そうそう、この間の土曜に乗馬してきた。九十九里の『サンシャインステーブル』っていう乗馬クラブで。

1時間のビギナーコース。乗馬をまともにするのは初めてで、ちと緊張。

まずは手綱の持ち方とかの超基本的なことを教えてもらって、次に馬の止め方。

「手綱を引く」「引いた後に緩めてやる」

この「緩めてやる」ってのがミソ。緩めることで馬に止まってくれたことに対するご褒美をあげることになる。止まれ止まれ、ばっかじゃ馬も嫌になっちまう。「止まってくれてありがとう」っていう気持ちが大事なのね。そうやって馬とうまくコミュニケーションを取ることで、息が合っていくのだと思う。

次は、歩き方、曲がり方、ちょっと早い歩き方を教わる。

  • 歩く → かかとを馬の腹に押し当てる
  • 曲がる → 手綱を曲がりたい方向に持ってく
  • ちょっと早く歩く → かかとを馬の腹に強めに押し当てる

んー、シンプル。

歩かせ方のコツは、かかとで腹を「蹴る」んじゃなくて、あくまで「押し当てる」イメージで。「押し込む」って言った方がいいかも。

ちなみに、馬の歩き方、走り方は、速度によって呼び名が異なる。

  • 並足:のんびり歩く
  • 早足:ちょっと早めに歩く。小走りって感じ。
  • 駆足:走る

「並足」以外は、僕らが使ってるのとイメージは一緒。

今回は、早足まで。

早足になると乗馬のリズムも変わる。パカッパカッて感じで二拍子。駆足だと、パカラッパカラッて感じになるのかな。馬は、歩く又は走る速度で足の使い方が変わるからこうなるらしく、四つ足の動物にはほとんど当てはまることらしい。

柵の中での練習を終えて、九十九里の浜辺へ向かう。この時期、サーファーもたくさんいる海岸を乗馬でのんびり歩く。天気はあまり良くなかったけど、かなり気持ち良い。本当は海岸を暴れん坊将軍ばりに突っ走りたかったけど、初心者なので、並足での~んびり歩いて終わり。それはそれで良かったけど、次は、早足くらいはしてみたい。

乗馬は楽しい。

スポーツとして楽しいってのもあるし、馬との交流がまた楽しい。基本的にすべてこっちの言うことを聞いて動いてくれて、それに対して、こっちもありがとうって気持ちを持って接する。そういう馬との気持ちの交流を意識してると、より楽しくなると思う。

また近いうちに行こうっと。

See also

上田現 百物語 第十九夜~七夕777~

上田現のライブは三回目。

5月:【トーキョープラネッツⅡ】@北とぴあ プラネタリウムホール

6月:【ガーデンプラネッツ】@京都 高台寺 方丈の間

そして、今回、まだ上田現初心者(聴き始めてからから3ヶ月)の僕にとっては初のライブハウスでのライブ。

格好良い音楽に心地よい時間を過ごした。前二回は、アコースティックな感じで音楽が染み入るって言葉が一番合う感じだったけど、今回は音楽をより楽しめた。よりグルーヴィーだし。良かったです。

上田現のライブは、軽快(?)で素敵なMCがまたひとつの楽しみで。今回も印象的な言葉が。そのうちの一つをHPに本人がエントリーしていたので、引用させてもらいます。

僕がへたくそなMCで火星の青い夕日の映像から皆に伝えたかった事。 (会場に来れなかった人はhttp://www.jpl.nasa.gov/missions/mer/参照) 場所が変われば、当たり前の事さえ違ってくる。火星の夕日は青い。そこから我々が学ぶ事は赤い夕日が良いのか青い夕日のほうが良いのかということではない。 「我々の星の夕日は赤くて本当に綺麗だよ!へえ~君の星の夕日は青いんだ!それもいいね、一度見てみたいな~」と火星人相手に思えるかどうかだ。 所変わればすべてが違うという事を認める、それだけでいけるじゃん。 時々勘違いをした人がお互いが一つの共通の認識の上に立つべきであると発言したりする。青と赤の間をとってすべての夕焼けを「黄色」にしましょう運動を始めたりする。ひどい時は火星の夕日も赤くしてやろうなんて奴まで出てくる。 共通見解など嘘っぱちだ!違って当たり前なのだ。それを押し付ける人とは戦わなければならないだろう。そんな事が言いたかったのだ。 我々の赤い夕焼けの美しさを知れば知る程、又火星の青い夕焼けの美しさも理解出来るはずだと僕は思っているのだ。

上田現//ELE

火星の青い夕日は奇麗だった。相手を理解すること。人とのコミュニケーションにも通じるものがあると思う。相手を理解して、初めて自分を理解してもらえる。分かってくれよ!って言ってるだけでは駄目。まずは相手を理解することからだと思うのです、コミュニケーションというのは。世界中の人が相手を理解しようと心がけていれば、争いごとなんて起きないはずなのです。

もうひとつ、MCではないけれど、上田現:百物語の「みちしるべ」が最後にこんなことを言っていました。

七夕は、織姫と彦星が年に一度出会う日です。これは、2000年以上も前から続いていることのようです。2000年もの間、彼らは年に一度の出会いを大切にしてきているのです。そう思うと、今こうして同じ場所に居れる我々は幸せなのかもしれませんね。

いつも近くに居ると、ついそれが当たり前のように思えてしまい、そのありがたさを見失ってしまう。今こうして大切な人がそばにいる幸せを、少し離れて暮らしている家族にも会おうと思えばいつでも会える幸せを、毎日大切にしながら暮らしていきたいものです。

上田現の音楽は、心に本当に染み入る。悲しいくらい奇麗で。そのうえ、格好良くて楽しい。聴いたことがないひとは、是非聴いてみてください。

アルバム: コリアンドル 森の掟 夕焼けロック 十秒後の世界

上田現HP: 上田現//ELE http://www.xplasma.com/gen/

はまりますよ。

はてなブックマークで読みたい本コレクション

はてなブックマークのコレクション機能を使って、読みたい本を一覧できるようにしてみた。

今までは、メルマガやブログで紹介されてて読みたいと思った本をAmazonのショッピングカートに入れてるだけで埋もれてしまうものもあったが、はてなブックマークのコレクションに「TBR」(To Be Read:未読)っていうタグをつけて放り込む。

http://b.hatena.ne.jp/heydays/asin?tag=TBR

読んだら「TBR」タグ外してコメント入れて、普通にコレクション。あとはダイアリーにレビューを書く、と。

にしても、一杯あるな、読みたい本・・・。ちっとずつ読んでこ。

あと、ブログやネット上の記事で気になるものがあって、あとで読もうってモノには「TBRs」(To Be Read Site)ってタグをつけてブックマーク。

http://b.hatena.ne.jp/heydays/TBRs/

本当は、読んだもののみコメントつけてブックマークしたいのだが・・・。まだまだ甘い。その場で読まないとあとでは読まなくなるもんなあ。本も読みたいのはどんどん読んでいかないと・・・。

きっと飛べると信じてた

きっと飛べると信じてた「成功の種子」を読みたくて購入してみた。物語として、割とあっさり読める。その中に成功法則の考え方が散りばめられているし、読んでて何か優しい気持ちになったりする。

そして、物語の中にその散りばめられた成功法則のまとめが「成功の種子」で、それを毎日読むことで、主人公は成功し幸せな人生を生きている。

「成功の種子」。読んでみて、そのとき丁度悩んでたことが、さあっと抜けてく感があり、悩みがなくなりはしないが楽になった。毎日読むことで、これらの考え方を潜在意識に取り込んでく。成功につながるかどうかは分からないけど、人生が少しでも豊かになるのは、間違いないんだろうなあ。少なくとも、毎日を大切に生きようって思える。

物語のラスト、泣けてしまった。「成功の種子」の根源が見えた気がする。

それは、愛であり、幸せとは目的でも得るものでもなく与えるもの、ってこと。

  • まとめ
    • 「成功の種子」だけでも読む価値あり。全編通して読むことで、その素がさらに分かる。
    • 「成功の種子」を小さめのノートに書き出して、手帳に挟んで、毎朝読んでみよう。持ち歩いて、ことあるごとに読むのもいいかも。
    • こういう風にいいなあって思えるものは素直に実践してみようかと。それで日々はもっと楽しくなってくはずだし。

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